志望動機のポイント
出来る事だけを伝えない
前回、企業を受けるには志望動機が必要だと書きました。熱意を伝えないといけません。企業も出来れば、より入社したいと思っている人を入社させたいです。 やっぱり好きなものこそ続くものです。多少経営が傾いても好きな会社のためなら必死になるかもしれません。仕事が出来るだけの人はあまり欲しくありません。
仕事が出来ることばっかりアピールしてしまうとマイナスです。 『料理を小さいときからやっていて、オリジナル料理もあります。新作料理の企画が私は出来ると思います。なので御社の新料理の開発部門に志望します。』 出来ることは良いことですけど、熱意が足りません。
『みんなに食べさせたいオリジナル料理があるんです。御社のチェーン店にメニューを加えることで、全国の人々に食べてもらうことが出来ます。私の趣味のレベルだけでは実現できないんです。 御社の新料理の開発部門で是非働きたいです。私の夢なんです。』熱意をちゃんと伝えましょう。
志望動機のポイント
志望動機が必要な理由が分かったところで、大きなポイントをまず言っておきます。小出しにするのじゃなくてまとめておきたい。 詳細は後で書くので先にポイントを知っておきましょう。
ポイントは3つです。『職種の志望動機、企業の志望動機、部署の志望動機。』この3つをちゃんと言えることが大事です。 『職種の志望動機』までしか言わない人は内定が取れないレベルです。『うちじゃなくて良いよねっ』と言われてアウトです。
『企業の志望動機』まで言えれば、数をこなしていつか内定が取れるレベルです。ですが、上位5%の上場企業は無理かもしれません。熱意が足りません。調査不足です。『部署の志望動機』が足りません。 もっと企業を調べてきた熱意がある人を取ります。あなたは他人に比べて劣っているので足を切られます。
そんなの難しすぎる
これがポイントですが、そんなこと言われても入社前から部署のことまで分かるはずがありません。しかもこれから何十社と受けるのです。御社一本ならいくらでも調べてきますよ。 落ちても何回も受けられるなら御社一本で調べてきますよ。
さすがにその志望動機は難しすぎます。会社も分かってるくせに。そんなの学生には難しいって分かってるくせに。 そうです。『難しすぎる』のです。企業も分かっているのです。そんな難問をクリアした人が上場企業に入社です。上位5%です。何も問題ない。
ちなみに落ちてもまた同じ企業を受けていいらしいです。面接官に聞いたことがあります。でも『それで受かるかどうかは前例がなくて分からない』と言われました。 受けてはダメなルールはない。でも受けに来て受かった人はいないってさ。
おさらい
- 経営が傾いても好きな会社のためなら必死になる。
- 趣味のレベルでは実現できない夢がある。
- 御社一本ならいくらでも調べてくる。
- 落ちてまた受けてもいい。
- 前回・志望動機が必要
- ここ・志望動機のポイント
- 次回・志望動機を調べる