面接では志望動機は聞いて欲しい - 就活オバケの就職活動攻略メモ

面接では志望動機は聞いて欲しい

志望動機は聞いて欲しい

前回、志望動機を聞かない企業が増えているという話をしました。でも全企業が聞かなくなったわけではないので、その事実を知ったところでどうしようもないです。 考えないといけないことには変わりありません。読んで損した話です。

と、思いきや。本題はこれからです。これを踏まえて重要な話があります。それはズバリ、『やっぱり志望動機は聞いて欲しい』、今回はそういう話です。 理由は2つです。『武器が一つ減ってしまう』ことと、『ブラック企業の可能性が出てしまう』ことです。

武器が減る

志望動機と言うのは、面接でまず聞かれる質問です。考えるのは難しいですが、事前に準備が出来るので、むしろ良心的な質問です。

志望動機を聞かれないとなると、別の質問が増えてしまいます。それはぶっつけ本番で考えないといけません。個人的には志望動機のほうが楽です。

まぁ人によりますけど。実力差が出てしまいます。本当に実力差で済んだらまだ諦めもつきますが、どちらかというと『運の要素が大きい』です。 そのことについて今まで一度も考えたことがない質問が来ると最悪です。『1兆円を稼ぐ方法を教えてください』とか。優秀な人でもその場で考えるのは難しいです。緊張もしてます。

これはしかたないです。今までの人生で何を真剣に考えたことがあるかなんて人それぞれです。 例えば、いつも最高のケースばっかり考えているポジティブな人もいれば、いつも最悪のケースばっかり考えているネガティブな人もいます。 どちらが悪いと言うことはありません。どちらもメリットがあります。ぶっつけ本番の質問だと得意な質問がくるかどうかの運勝負になってしまいます。

面接官の変な質問で実力は測れません。ただの運です。それより事前に用意できた志望動機は完全に実力なので重視して欲しいところです。

まぁ、上位一部の天才を集めている企業だったら、変な質問も意味はあるかもしれません。そういうところは20代で年収が1000万超えたりするので問題ないです。無理難題どんと来いです。正しい面接です。

社会人は質問に答えられなくてもいい

それで、面接官に変な質問をよくされるじゃないですか。基本的に『分かりません』と言ってはいけません。『分かりかねます』と言うべきです。 という問題ではなくて、どんな質問でも答えなければなりません。これが面接の辛いところです。

実際、社会に出ると『分かりかねます』は言い放題です。『持ち帰りで検討します。』『上司に相談してみます。』分からないものは分からないで何の問題もないです。 ちなみに『出来ません』はあまり言ってはダメです。出来ないと分かっていても、『検討します』が正しいです。

面接官の変な質問は無駄といえば無駄です。社会では『分かりかねます』で通るので。それでも面接では答えなければなりません。あなたの人間性を見るテストなので、ビジネスとは関係ないです。 面接官の変な質問に本当に困ったら『持ち帰りで検討します』と言ってみてはどうでしょうか。また呼ばれるかもしれません。

ブラック企業の可能性が出る

志望動機を聞いて欲しいもう一つの理由です。面接官が志望動機を聞かないということは、志望動機に興味がないということです。 その時点で『弊社にまともな志望動機があるわけない』と言っているようなものです。何のとりえもない、超つまんない会社の可能性が高いです。

自社をいい会社だと思っているのなら、志望動機は是非聞いてみたいところです。面接官も聞く前から諦めているのです。察してください。 面接官が目をキラキラ輝かせて志望動機を聞いてくる会社は、優良企業の可能性が高いです。その面接官は自分の会社が大好きです。




おさらい

  • 志望動機は良心的な質問。
  • 優秀な人でもその場で考えるのは難しい。
  • 面接官の質問はただの運試し。
  • 取引先に『出来ません』はあまり言ってはダメ。