志望動機はプレゼン能力を測るテスト - 就活オバケの就職活動攻略メモ

志望動機はプレゼン能力を測るテスト

面接官のプロ

前回、面接では志望動機は是非聞いてほしいという話をしました。用意していた武器が一つ減ってしまいます。 火縄銃を用意していたのに大雨で火がつきません。武器が一つ減りました。だから鉄砲隊に槍の訓練もさせておけと言ったのに。残った騎馬と足軽でなんとか戦争をしないといけません。

という状況になるので、志望動機は聞いてほしいです。なるだけ事前に準備したことを話したい。緊張の具合も変わってきます。言うことが決まっていれば気分も軽いです。 そもそも面接官も就活生を追い込む必要はないはずです。なるだけ緊張させないようにして、100%の力を引き出す人が、『面接官のプロ』ではないかと思います。

『お得意様が人見知りで話が全然弾まなかったら、お得意様が悪いことになるのか』って話です。面接官のプロなら人見知りの人からも多少は話を引き出して欲しいです。 無駄に緊張させるなんて面接官失格です。中にはどうしようもない人見知りもいますけどね。

ピンチは来ない

『客先で緊張して力が出せない人』も困りものですけど、今から40年間そういう仕事をするのです。絶対そのうち慣れます。

新人に重要なお得意様の相手をさせるわけがないので、最初は先輩について回ることになり、そのうち慣れます。『初めてのお客様に会うこと』すらいつもの仕事となり、緊張なんてしなくなります。

あとは『面接で追い込まれて逆転できるかどうか』というのも大事と言えば大事です。でも『ピンチから逆転する能力が必要な場面』は仕事で滅多に起こりません。 仕事なんて『事前に準備したことを披露すること』の繰り返しです。今の時代の仕事は大体確立されていてピンチなんてあまり来ないです。仕事のピンチはドラマだけです。

でも『ピンチが絶対来ない』とは言いきれない。ピンチが来るとしたら『足を引っ張る人』がいる場合です。 大手社員に嫌味を言われた派遣社員が、キレていたずらして逃げて音信不通になったりとか。飛行機事故の遭遇率で起こります。逆転する能力より、怒らせないようにしましょう。

志望動機はプレゼン

そんな人の足を引っ張るクズの話はどうでもいいです。今回はそんな話ではありません。ちなみに『嫌味を言った大手社員は悪くない』です。 厳しい面接を乗り切った大手社員様に向かって、就活で負け組みの派遣社員に気を使えなんて、不公平もはなはだしいです。 大手社員様はこのために頑張ってきたのです。小学生から塾に通って頑張ってきたのです。

それで、言いたかったのは『志望動機はプレゼンだ』という話です。プレゼンテーションです。今回の本題はコレでした。やっと本題です。 つまり『企画や作品や研究成果を人前で発表する能力』が面接で試されているのです。

『発表内容を事前に準備する』こともプレゼンの大事な要素です。志望動機はまさに完璧なプレゼンです。突発的な質問は、社会に出れば持ち帰りで検討すればいいだけです。 それよりも必ず聞かれる志望動機に、どれだけ完璧に答えられるかの方がビジネスでは大事です。

どんな職業でもプレゼンは必要

プレゼンといえば営業さんがやりそうなイメージですが、おそらく何の職業に就いてもやらないといけないです。技術職でも企画や仕様書の説明をしないといけません。 後輩に仕事を教えるのもプレゼンです。作業の進捗の報告もプレゼンです。ビジネスでは誰でも必要な能力です。

変な質問に答えることよりもよっぽど重要なので、志望動機に一番に力を入れるのもいいかもしれません。資料を持参するといいと思います。 志望動機を説明するために資料の作成です。カラーコピーしてください。白黒でケチってはダメです。

自作の資料を用意する人は結構います。面接の凄い人の例え話でよく聞きます。資料を持参して受かった話はよく聞きます。 ちなみに私もやろうと思ったことはあるんですが、とても資料なんて作れませんでした。だってそもそもまともな志望動機が思いつきません。さすがに優秀。私にはちょっと無理です。

優秀な人はやってみるといいんじゃないでしょうか。もし志望動機を聞かれなかったら、自己アピールの時間に資料を出せばいいです。




おさらい

  • 鉄砲隊にも槍の訓練をさせる。
  • 無駄に緊張させるのは面接官失格。
  • 仕事のピンチはドラマだけ。
  • ケチらずにカラーコピーする。