面接官への質問は自分の今後のプランを聞く - 就活オバケの就職活動攻略メモ

面接官への質問は自分の今後のプランを聞く

見抜けないなら意味がない

前回、面接の最後の質問は絶対にしたほうがいいという話をしました。しなくてもいい会社は存在しますが、それを見抜けないので意味がないです。 でも『質問をしなくてもいい会社』はぬるくて雰囲気がよさそうです。そういう企業をあえて探す作戦もあるかもしれません。

ですが、だったら質問はちゃんとして、面接官が『無難な回答』をせずに『変わった回答』をする企業を探したほうがいいかと思います。 『変わった回答をする会社』は変わっていて雰囲気がよさそうです。 10年後を考えると『ぬるい企業』より『変わった企業』のほうがいいと思います。どちらも雰囲気はよさそうですが将来性が違います。

辛い道を行きなさい

要は、『辛い道を行きなさい』という話です。変わった企業を探したかったら『楽な探しかた』をするのじゃなくて、『苦労する探しかた』をしなさいという話です。

いつか結果に響きます。『質問をしなくてもいい会社』を探すほうが楽ですが、そっちを選んではいけません。

これは偉い人はみんな言ってます。巨人の星の星一徹も言ってました。飛雄馬のいつものランニングコースがある日工事中だったんですよ。それならコースを変えなければならないじゃないですか。 飛雄馬が無意識に選んだ道が近道だったんです。それで一徹が激おこです。選択肢があるときは辛い道を行きましょう。一徹に怒られます。

自分の今後のプランを聞く

ですが、辛い道の話はどうでもいいです。今回はそんな話ではありません。そもそも楽な道を選ぶと時間が余って別のことが出来ます。どっちが良いかはケース・バイ・ケースです。 それで今回は、面接の最後の質問で『自分の今後のプランを聞く』のはどうでしょうか、という話です。よくある質問です。無難で良いと思います。

『入社までに時間があるので何をしておけば良いでしょうか?』『今私が持っているスキルは○○ですが、役に立ちますか? もっと伸ばすべきですか? 他に手を出すべきものはありますか?』 よくある質問です。無難で良いと思います。

人事は現場を知らない

自分の今後のプランを聞くのはいいのですか。面接官の回答ははっきり言って役に立たないです。そんなの人それぞれだし、あなたと面接官では配属先の部署が違います。新人は現場に行くと思いますが、人事の人は現場を知りません。 おそらくイメージで答えられます。あなたもイメージでうすうす感じていることを答えられます。参考にはならないでしょう。

それで始末が悪いのは、面接官はよくある質問で何回も同じことを答えているので、そのイメージに確信を持っています。 最初は面接官も現場を知らないなりに一生懸命考えて答えていた時期もありましたが、年季の入った面接官はイメージでごまかすことに慣れてしまっています。自信満々に答えてもらえることでしょう。

予想として答えてもらえるならまだしも、確信を持って嘘を答えます。騙されないようにしましょう。悪気はないです。許してあげましょう。 面接官の回答はきっと現実とかけ離れています。本当に知りたい質問は入社後に現場に出てから先輩に聞きましょう。今はただの自己アピールです。




おさらい

  • ぬるい企業より変わった企業のほうがいい。
  • 楽な道を選ぶと時間が余って別のことが出来る。
  • 慣れたらイメージに確信を持つようになる。
  • 悪気がないなら許す。