魔法のプリンセスミンキーモモ

前回、面接官に質問した以上は真面目に聞きなさいという話をしました。要は面接の質問のまとめです。これで面接の質問の話は終わりです。同時に自己アピールの話も終わりです。ですが、はたしてこのまま終わっていいものか。もう少し話がしたい。別れが近づくとさびしくなるじゃないですか。

ということで、突然ですが、『魔法のプリンセスミンキーモモ』の話をします。就職活動とは関係ないです。関係なくても話がしたい。それだけ別れが辛いということです。無理やりでも終わらせたくないのです。分かって欲しいこの気持ち。

さて、まずは就職活動とは関係ない話を突然始める理由から。ズバリ、『記事を増やす』のが目的です。このカテゴリの記事数が少し足りません。他に意味はないです。次にミンキーモモを選んだ理由です。まぁ堅い話はしたくなかったです。

漫画かゲーム辺りで一ページ書こうと思っただけです。それで決め手は『知名度』です。知ってる人が少なくて面白い話を探しました。古めの低学年向け少女アニメなので良い感じ。

『概要』と『ラストの展開』を書きます。ネタバレするので気をつけてください。これからDVDを借りて観る予定の人は要注意です。なぜなら『そんなことをしてる場合ではない』からです。志望動機や自己アピールを見直すべきです。これから観る予定の人は内定を取った後に観るようにしましょう。

という話ではなくて、このページは飛ばしたほうがいいと思います。本気でネタバレします。でも今からこんな少女アニメを観ますかって話だよ。大人が見ても面白くないですよ。まどかマギカとは違います。完全に子供向けです。

『魔法のプリンセスミンキーモモ』とは、１９９０年辺りに放映された低学年の女の子向けの変身ヒロインもののアニメです。おもちゃを売るために製作されたアニメです。これが一話完結の本当に子供向けの大人が見ても面白くない話なのですが、ラストの展開だけ大人向けです。急に暗くて難解です。

まず、『魔法の国』というのがありまして、それが封印されています。主人公のモモは魔法の国のお姫様で、単身で地球にやってきて魔法の国の復活のために奮闘します。『魔法の国が封印された理由』や『お姫様自らやってきた理由』は謎です。昔悪いことでもしたのでしょうか。そういえばお供がいます。一人じゃないわ。

魔法の国の復活の方法は『人間の夢を叶えること』です。困っている人間を見つけては、魔法を使って助けるのです。すると夢の力が溜まっていって一定量を超えると復活です。原理はわかりません。魔法です。

最初は、お姫様が単身でやってきまして、まずは拠点確保のために、子供がいない若い夫婦の家に寄生します。自分の子供と錯覚させる魔法で若い夫婦を洗脳します。完全に自分の娘と思わせます。１０歳ぐらいの娘が急に出来るのです。一話目からえげつないです。宇宙人を知らずに育てるSFホラーです。

そしてもういきなりラストの話です。夢の力があと一回分まで来ています。あと一人の人間の夢をお姫様の力で叶えることができたら魔法の国が復活です。ところがどっこい。どっこいしょ。魔力が消えてしまいます。力を使いすぎました。遠隔地で補給を受けずに頑張りすぎたようです。お姫様はもう魔法が使えません。

そして悲劇が起こります。よそ見運転の車に惹かれそうな子供をかばって死んでしまいます。あっさり死にます。生きていれば魔法がなくてもチャンスがあったかもしれないのに。もう無理です。魔法の国の復活はありえません。

そこで寄生先の若い夫婦に子供が出来ます。喪中なのに不謹慎です。まぁ娘が亡くなってさびしかったんです。その前に出来ていたかもしれませんし。その子供が女の子で名前をモモにします。お姉ちゃんと同じ名前です。そんなことがありえるのか。お姫様がなくなって洗脳が解けたのかもしれない。

それから成長のダイジェストです。途中でモモが小学生ぐらいになって『将来の夢は大人になること』って言います。伏線です。そして無事に大人になりました。一気に２０年です。その瞬間、魔法の国が復活です。そしてハッピーエンドへ。いったい何が起こったのか。

魔法の国の復活条件は『モモが人間の夢を叶えること』です。魔法が使えなくなったモモの最後の魔法は『人間に生まれ変わること』だったのです。事故の衝撃で最後の力を引き出せたのかもしれません。そして自分で自分の夢を叶えたのです。自分は人間です。魔法の国の復活条件に一致します。

はたして子供に理解できたのか。詳細説明はほとんどされていません。３０分に２０年がダイジェストで詰め込まれています。そういう話。

おさらい