話す内容は一旦文章にする
説明が出来るか不安
前回、実際の仕事例を一つ詳しく話してみようかなと書きました。そこで今回は『SEとは何か』という話をしようと思います。ちゃんと理解しているかのチェックです。 私はSEのことだけを知っているのでSEのことだけです。すでに知ってる人は、『はいはいそうですね。』と思って読めばいいです。
私も就職活動のときに『SEとは何か』を人に聞いたりしたんですが、結局あんまり分かってないまま内定までいってます。後半辺りで大体理解したレベルです。 実はこれをちゃんと説明できる人はそうそういません。私も急に教えてと言われて教えられるか不安です。今から面接で『SEとは何か』の説明をしろと言われても急には無理です。
友達に説明しろと言われたら出来るかもしれません。面接は初対面の人の前で緊張するので不安です。
文章にする
説明できるか不安ですが、今回は文章を書いて読み直すのでなんとかなるかと思います。やっぱり文章を書くと違います。面接で話すことも文章にしておいたほうがいいです。
文章を書くと覚えますし、読み直すとおかしいところが見えてきます。自分の文章に自分で突っ込んでみましょう。 すぐ読み返すと内容を覚えているのでおかしいところはあまり見つかりません。3ヶ月後に読み返すとおかしいところがたくさん見つかります。
そして実は面接は『メモの持ち込みOK』です。メモを見ながら志望動機を話してもいいです。あまり知られていない事実です。暗記する必要はないです。文章にしておくと楽です。 ただし、注意点が2つ。『最初に許可をもらったほうがいいこと』。『メモばっかり見ないこと』。
メモの持ち込みOK
勝手にメモを取り出して読みはじめたら変な人です。普通はしないので違和感があります。『メモを見ながら話したいのですけど、よろしいでしょうか?』と聞きましょう。 するとまずOKです。むしろ用意周到のアピールが出来て評価が高そうです。ダメなときもあります。ダメなときに勝手に読んだら落ちます。
もう一つは朗読になってしまわないように注意です。メモはチラチラ見ましょう。基本は相手の目を見てください。 そもそも自分が思っていることをカンニングするのはおかしいです。『本当に自分のことですか?』と思われます。箇条書きでポイントのみのメモが無難かなと思います。
ピンと来る説明が出来る人は少ない
それで、メモの持ち込みの話はどうでもいいです。今回はそんな話ではありません。文章にすることはいい事ですが、自分の志望動機ぐらい覚えてください。 今回はSEの説明をするのが本題です。そして『説明できる人はいない』という話でした。
と言ってしまうと語弊があるので言いなおします。『辞書に書いてあるような説明を出来る人』はたくさんいます。でもまずその説明ではピンと来ないです。 『ピンと来る説明が出来る人』があまりいないです。会社説明会みたいなものです。会社説明会は大体何が分かったか分からない感じで終わります。
まったく知らないことを、辞書に書いてあるような説明を受けて理解できる人があんまりいないのです。 ほとんどの会社説明会は、会社を知っている人が聞くと分かる会社説明会になっています。学生に分かるわけがない。 まぁ、ふるいにかけているのかもしれません。これくらい意味が分かって欲しいと。
聞きたいことが違う
あとは、『聞きたいことと答えが違う』場合があります。『カルボナーラとは何ですか。』『パスタの種類の一つです。』そういう答えを出す人が世の中多いです。 『カルボナーラってパスタのこと? ソースの作り方を言えばいいの?』 まずはこう聞き返すべきです。
カルボナーラ程度なら、『違います。パスタは知っています。ソースの作り方が知りたいのです。』と言えますが。会社説明会だと何が分からないのか分からない感じで聞き返せなくなります。
質問されたら相手が聞きたい答えが把握できるようになりましょう。カルボナーラがパスタであることぐらい大体みんな知ってます。『ソースの作り方かな?』と察しましょう。 それが分かれば話が上手になります。そういう人は世の中にあまり多くないのでみんなに差をつけられます。会社説明会の担当者にもほとんどいません。
おさらい
- 面接で話すことは文章にしておく。
- 勝手にメモを取り出して読みはじめたら変な人。
- 基本は相手の目を見る。
- 自分の志望動機ぐらい覚える。
- 前回・実際の仕事例
- ここ・文章にする
- 次回・一般的なイメージ