SEになるならコンサルタントを目指す - 就活オバケの就職活動攻略メモ

SEになるならコンサルタントを目指す

まさに仕事

前回、SEはBtoB企業だという話をしました。SEは『企業向けのソフト』を作る仕事です。一般ユーザーがお店で買える商品は作っていません。 斬新なアイデアの面白要素を一切排除した面白くない仕事です。まさに仕事です。

と思うじゃないですか。大間違いです。またあなたはなんてことを言いだすのですか。その認識は間違っています。BtoBはBtoBでもSEは特殊なBtoBです。 『企業向けソフトを作るのが面白くない』のは正解ですが、実はそれは『下っ端のSEの仕事』です。SEの最上位は『コンサルタント』です。

企業を大きくするのがSEの仕事

SEの本当の仕事は『企業を大きくすること』です。企業というのは『客の企業』です。自分の企業を大きくするのはどこでも一緒です。

『客になった企業を儲けさせること』がSEの本質です。ソフト開発はそれを実現させる『手段の一つ』です。企業を儲けさせる方法としてITが得意技なのがSEです。

客のほうから『ソフトを作ってください』と依頼があるのが一般的ですが、本当のSEはコンサルタントです。 『会計ソフトを作ってください』と依頼を受けるのはダメなSEです。客から提案されています。客が考えたことを手伝わされています。信用されていません。ただのPGです。

本当の依頼は『うちの会社をもっと儲けさせてください』です。そしてSEが、『会計ソフトの導入で人件費を30%カットできます。』と提案するのです。 『スマートフォン用のサイトを作り直すことで売り上げ20%アップが期待できます。』と提案するのです。

『リアル経営シミュレーションゲーム』です。人の会社を使って何回も経営戦略が行えます。こんなの絶対面白いです。 実際の業務は比較的真面目ですが、別の面白さがあります。SEが面白くないという認識は間違いです。

コンサルタントを目指す

つまり、一般的に、『SEが設計、PGが製造』と言われていますが、本当のSEは『コンサルタント』です。これが分かっていれば質の良い志望動機が書けそうです。 『ITがこれからの世の中に必要だ。パソコンが好きでクリエイティブに興味がある。ITを駆使して社会に貢献したい。』本質はそこではありません。

目指すのはコンサルです。『社会をよくするには自分一人ではダメだ。全ての企業を良い方向に持っていきたい。自分一人が就職したって就職率は変わらない。 自分が入社した会社だけ業績が上がっても世の中は変わらない。だからコンサルタントがやりたい。それで今はITだ。SE志望です。』

SEの志望動機はこうじゃないかなと、私は思ったりなんかして。とりあえず『目標は高い』と思われそうです。責任は持ちません。




おさらい

  • SEの最上位はコンサルタント。
  • リアル経営シュミレーションゲーム。
  • 社会をよくするには自分一人ではダメ。
  • とりあえず目標は高い。