会社は勉強するところではない - 就活オバケの就職活動攻略メモ

会社は勉強するところではない

仕事してください

前回、入社後にやりたいことで、とりあえず『勉強したい』と言うのはどうでしょうという話をしました。とりあえず勉強はどうせしないといけません。 まともにやりたいことを考えて、『うちにはそんな業務はないよ』と言われると恥をかきます。無難な答えを用意する手もあります。

と思いきや、ダメです。勉強したいはNGです。会社では仕事をしてください。勉強もさせる必要はあるし、こころざしも高いのですが、出来れば社員には仕事ばっかりして欲しいです。 教育方針にもひかれてはいけません。独学で勝手に身につくほうが優秀です。教育なんか受けなくても問題ない人が欲しいです。

この『勉強したい』というのは有名なNG例です。ひっかかった人は少ないかな思います。就職活動の常識です。ひっかかった人は勉強不足です。もっと勉強してください。

会社は勉強するところではない

実際、仕事をしている横で新人が勉強しているとムカつきます。『だったら仕事を手伝ってくれよ』と思います。なんか楽をしてるみたいでムカつきます。 でも知識がないと手伝えないのでしょうがないです。ほうっておくしかありません。

それで簡単なことからちょっとずつ教えながら仕事を手伝わせるわけですが、勉強熱心なやつが現れるとまた面倒くさいです。 ちょっと教えたら、ついでに難しいことをどんどん質問してくるやつです。上を目ざしている若い子はたくさん教えてもらいたがります。

とりあえず最初の工程のやり方を覚えたなら、余計なことを考えずに黙々と作業をして欲しいです。こっちは早く家に帰りたいのです。 勉強より仕事を優先してください。仕事があるのに勉強をしようとしてはいけません。会社は勉強するところではありません。

でも質問はしてください

そういう話ですが、このままだと語弊があるので補足します。『ついでに他のこと』をどんどん質問してくるのが面倒くさいだけで、『教えてもらったことが分からない』ときは質問しましょう。 よくわかってないまま仕事を始めないでください。新人は勘違いが多いです。

特に危険なのが、『おかしな指示をされたけど、ここではこうするのかな?』、これは必ず新人がはまる罠です。私も最初の2年間で5回ぐらい勘違いして怒られました。 でもコレ、こう思っちゃうんですよ。しょうがないです。だって絶対自分のほうが格下じゃないですか。『自分には理解できないけど正しい指示のはずだ』と思っちゃうんです。

理解したと思っても、もう一度確認したほうがいいかもしれません。理解が遅いと怒られそうですが、あとで怒られて、さらに仕事のやりなおしよりマシです。 そのうち経験を積めば、おかしいことはおかしいと言えるようになるので、それまではたくさん怒られましょう。

時間外に教えてあげる

ちなみに私の場合ですけど、勉強熱心なこと自体はいいと思ってます。勉強熱心な新人にはいろいろ教えてあげたいと思っています。 だから、『休日に会社に来て勉強を教えてあげるよ』と言ったことがあります。一大決心です。休日は休みたかったんですが、この勉強熱心な後輩に答えるべきだと思いました。

そしたら案の定、『休日は休みたいので・・・』だってさ。そんなもんです。がっかりです。お前のために俺が一大決心したのに、バカみたいです。 まぁ、勉強熱心なこと自体はいい事です。会社に頼らず時間外に勉強しましょう。




おさらい

  • 無難な答えを用意する手もある。
  • 新人が勉強しているとムカつく。
  • 早く家に帰りたい。
  • わかってないまま仕事を始めない。