アイデアはいくらでも沸く - 就活オバケの就職活動攻略メモ

アイデアはいくらでも沸く

アイデアを話すのがもったいない

前回、入社後にやりたいことで、『起業を目指しています。御社をステップアップの踏み台にしようと思っています。』と言うのはどうでしょう、という話をしました。まぁNGですが。 NGな理由は次のページに書きますので、もう少しこの線で付き合ってください。

それで、『起業したい』と言ったからには本気でプランを練っておきましょう。面接官を唸らせてやりましょう。それくらいしないと逆効果です。 険しい道です。起業するって大変なんです。軽い気持ちで面接で起業したいと言ってはいけません。起業したいと言った瞬間、面接官はうんざりします。凄いアイデアで面接官の想像を超えねばなりません。

でもそんな凄いアイデアを面接で言うのももったいなくないですか。起業はまだ先です。パクられそうです。 そもそも凄いアイデアなら早く実行しないと人に先を越されてしまいます。それだけ本気ならやっぱり今すぐに起業するべきではないでしょうか。

アイデアはいくらでも沸く

そんな心配もする必要ありません。アイデアはすぐ人に話してください。アイデアが一つ沸く人は、後でそれを越えるアイデアが必ず沸きます。アイデアはいくらでも沸くのです。

これは本当です。アイデアを人に話してももったいなくないです。一年後に別のアイデアが沸いてもう必要なくなります。

すぐ実行できるなら公表すべきではないですが、いつになるか分からないアイデアなら捨ててもいいです。本当に起業できるほどあなたが優秀ならまた思いつきます。 『アイデア』が貴重なんじゃないのです。『アイデアが沸く人』が貴重なのです。アイデアを大事にする人はアイデアが沸かない人です。

面白い漫画を描く人の作品は全部面白いじゃないですか。一発屋もいますけど。全部面白い傾向が高いじゃないですか。 とにかくアイデアはどんどん人に話してもいいです。アイデアが沸く人はまた沸きます。ストックはいりません。

アイデアは重要じゃない

そもそも『商品が売れるかどうか』はアイデアではありません。宣伝です。宣伝9割です。質の良い商品を作っても宣伝しないと売れません。 逆に宣伝すれば何でも売れます。嘘です。さすがに言い過ぎました。言いなおします。普通の商品でいいです。品質が普通なら宣伝すれば売れます。

『10人中5人が買いたくなる質の良い商品』があったとするじゃないですか。でも100人しか知らないなら売れるのは50個です。 『10人中1人しか買いたいと思わない商品』を100万人に宣伝すれば10万個売れます。10万個売れてベストセラーです。さらにもっと売れるようになります。

最低品質が確保できればあとは宣伝です。起業するにあたって凄いアイデアなんて必要ありません。パクリでいいです。世の中にあるものでいいです。 カレー屋さんはもうすでに日本にありますけど、今からカレー屋さんを開店しても問題ないです。売れるかどうかは宣伝次第です。アイデアはどんどん捨ててもいいです。




おさらい

  • 軽い気持ちで起業したいと言わない。
  • アイデアが沸く人が貴重。
  • 宣伝が9割。
  • 起業のアイデアはパクリでいい。