他人の短所を聞くなんて質問が意地悪
挽回策まで考える
前回、短所なんてないという話をしました。でもやっぱり短所はありました。そうです。短所はあったのです。『質問が気に入らない』と愚痴を押し付けるはずだったのに飛んだ誤算です。 まさか誰にでも短所があったとは。ものは言い様だと思っていたのに。失敗しました。早とちりです。以後気をつけます。
さて、間違いを認めて反省もしました。次は立ち直って挽回しないといけません。ここまで一連の動作です。 反省だけで終わってはいけません。ここまではサルでも出来るらしいです。挽回策まで考えられるようになってください。『次から頑張ろう』じゃなくて、すぐ取り返しましょう。
大丈夫です。策はあります。気に入らない理由がもう一つありました。こちらに賭けましょう。
質問が意地悪
まぁ反省の話はどうでもいいです。間違いを認めただけで立派です。人間はプライドがあるのでサルでも出来ることでもまともに出来ません。反省できれば十分です。
でも挽回策は考えます。私はサルに勝ちたい。それで、『他人の短所を聞くなんて質問が意地悪だ』ってことです。次はこちらの線でいきます。
『あなたの短所は何ですか?』 こんなの答えづらいに決まってるじゃないですか。立派な大人が平気でする質問ではありません。どうかしてます。 『答えにくい場合は答えなくても結構です。』 こんなの偽善です。面接で質問されたら答えなければならないに決まってるじゃないですか。
『短所は答えかねます』って印象が悪いです。みんな聞かれたらほとんど答えます。自分だけ『答えかねます』はそうそう言えません。面接官は分かってて言ってます。 答えにくい質問をするのはただの意地悪です。『答えなくても結構です』はもっと性格悪いです。
こんな人になっちゃダメ
とにかく、こんな人になっちゃダメです。答えにくい質問を平気でする大人にはならないようにしましょう。 『気になったから聞いてみただけです。』 あなたに理性はないんですか。まさか本当にサルだったとは。ここは我慢してください。思ったことを何でも口に出してはいけません。典型的な嫌われ者です。
これから社会人になるのです。人付き合いも仕事のうちです。気遣いが出来る人になりましょう。本当に仕事に響きます。毎日長時間会社にいるのに、同僚に嫌われると死活問題です。
入社していいか心配
それで心配なのは、『あなたの短所は何ですか?』 という質問をするような性格の悪い人がいる会社に入社してしまって大丈夫なのか。 他の社員ももれなく性格が悪いのか。こういう教育方針なのか。とても不安です。
まぁ大丈夫でしょう。まず入社後にこの面接官に会う確率はきわめて低いです。 ほとんどの面接官の普段の仕事は営業です。営業さんはほとんど会社にいません。営業以外を志望すればまず会いません。営業を志望した人は知りません。
そしてこの人はどうせ社内で嫌われています。性格が悪いんだからきっと嫌われています。この人に新人がついても影響を受けていないと思います。後輩からも嫌われています。 性格が悪いのはこの人だけです。心配せずとも大丈夫でしょう。
おさらい
- すぐ取り返す。
- サルでも出来ることが出来ないこともある。
- 面接の質問はみんなほとんど答える。
- 思ったことを何でも口に出してはいけない。
- 前回・短所なんてない
- ここ・質問が意地悪
- 次回・自分に出来ること