自己アピールを小さい経験からひねり出す - 就活オバケの就職活動攻略メモ

自己アピールを小さい経験からひねり出す

最後まで戦う

前回、アピールポイントがない人でもなんとかしようと、一応作戦だけは立てました。ここからが腕の見せどころです。頑張ってください。 腕を見せたところで実績がある人には勝てませんが、とにかくアピールなしが一番最悪なので、最悪を免れましょう。

おそらくこれから面接で辛い思いをします。小さいことをアピールしても面接官には響きません。捏造したらバレないかドキドキです。 実績がない人の自己アピールは勇気が必要です。それでも頑張って戦い抜いてください。諦めたら終わりです。

『諦めずに小さい経験を堂々とアピールした。面接官には響かない。でも最後まで戦った。』それがあなたのいいところです。 社会を生き抜く力があります。それを落とすほうがどうかしてます。欲しい人材です。

小さい経験からひねり出す

それではさっそくいくつか例文でも考えてみましょう。ここでは『小さい経験からアピールをひねり出す例』です。もしくは『一見アピールにならなそうなことをアピールする例』です。

本当に小さい経験が何も無い人は対象外です。そういう人は次のページで何とかします。

『高校で三ヶ月だけ野球部に所属していました。』『漫画家になろうと思って一ヶ月ぐらい写本したことがあります。』『無断欠席はしたことがありません。』 『テスト期間は通学バスでも勉強していました。』『漫画、ライトノベルをたくさん読んでいます。』

全部そのまま言うとマイナス評価です。ポイントは『都合の悪いところをカットして、都合のいいところを大げさに言うこと』です。

小さい経験を脚色する

『高校で三ヶ月だけ野球部に所属していました。』そのまま言うと途中で辞めているのでマイナス評価です。『高校では野球部に所属していました。』と言い切りましょう。 まだ嘘は言っていません。言葉が足りないことと嘘は違います。

『チームプレーの大事さや、目標に向かって努力する喜びが分かりました。』と間髪入れずにどんどん続けましょう。 よっぽどのことがない限り『3年間所属した』と思ってもらえます。まぁ運です。もしものときは嘘をつきましょう。面接官も元野球部だったらピンチです。食いつかれて話を盛り上げようとするかもしれません。

『無断欠席はしたことがありません。』そのまま言うと当たり前すぎて何のアピールにもなりません。と思いきや、意外と評価されたりします。企業によります。 『朝も起きれてほとんど病気もしません、体調管理に自信があります。』と言い切ってやりましょう。『たまには風邪を引いて休んでみたいです。』と言うとウケるかもしれません。勇気があれば言ってみましょう。

アピールにならなそうなことを脚色する

『漫画をたくさん読んでいます。』そのまま言うとドン引きです。でも『それによって何を学んで、何が出来るか』を言えると逆転できます。 漫画の台詞で名言とかないですか? それが実生活で役に立ったエピソードがあると武器になります。歴史ものの漫画を読んで歴史に詳しくなってないですか。

『相手の趣味の漫画の話で仲良くなる機会が多数ありました。相手に一つでも好きな漫画があれば、絶対仲良くなる自信があります。 少女漫画も薄い本も有名どころはほぼ読破しています。これが私の強みです。』 こんなふうになんとかひねり出しましょう。大体ドン引きされますが。たまにハマります。まぁ運です。言わないよりはマシです。




おさらい

  • 実績がない人の自己アピールは勇気が必要。
  • 都合の悪いところをカットする。
  • 言葉が足りないことと嘘は違う。
  • 何を学んで何が出来るかに結びつける。