自己アピールポイントを捏造する - 就活オバケの就職活動攻略メモ

自己アピールポイントを捏造する

アピールバブル

前回、素晴らしい実績がなくても小さい経験から自己アピールをひねり出すことが出来るという話をしました。でも実績がある人に負ける現実は変わりません。 無理矢理ひねり出しても結局大きな評価は得られず、『他に良い人がいなければ採用してもいいかな枠』に収まります。

でも大半はそういう人たちなので問題ないといえば問題ないです。『自己アピールを無理矢理ひねり出す人』が就職活動をしてる人の大半です。 だって生徒会長は学年で一人なのでしょうがないじゃないですか。大半は何の実績もない凡人です。

それでも無理矢理自己アピールをしないと凡人以下なので頑張りましょう。小さい経験を何でもいいので大きくしましょう。いわゆる『アピールバブル』です。中身が無いのに膨らんだ状態です。 ちょっとした意地悪な質問ではじけてしまいます。頑張ってたくさん膨らませましょう。シャボン玉液が続く限り。

シャボン玉液すらない

さて『シャボン玉液すらない人』いますよね。見事に無趣味。部活もバイトもしていない。友達もいない。親が厳しくて夜は毎日勉強部屋に監禁されていた。テレビも漫画もほとんど見ていない。 その勉強だってたいして出来なかった。頭が良くない。集中力が無い。結局ほとんど部屋でボーっとしていた。

きっといるはずです。『アピールポイントが完璧に無い人』きっと実在します。世の中は広いのです。世界ひろしです。世界ひろしは実在します。 おそらく就職活動のプロに言わせると『そんな人はいない、何かあるはず、自己分析が足りない』そう言うことでしょう。そうかもしれません。じゃあそれで。

まぁ、アピールポイントが完璧に無い人が実在するかどうかはどうでもいいです。ひねり出せばあるとしても、ひねり出せないならないのと同じです。 ここではアピールポイントが完璧に無い人が実在すると想定して話を進めます。

アピールポイントを捏造する

こうなったら捏造です。嘘をつきましょう。『サッカー部副キャプテンでした。』せっかくなので中途半端に偉いところを堂々と言ってやりましょう。 『近所の子に家庭教師をしていました。』堂々と言ってやりましょう。バイト先の企業を捏造するとバレそうですか、近所の子なら調べようがないです。

『捏造する』と決めたら話はちゃんと作りましょう。家庭教師なら相手の名前や年齢、住所に部屋の間取りまで考えましょう。 『偏差値は最初が48で、最終的に54になって、○○高校に合格しました。合格祝いに時計を買ってあげました。』最後まで話を作りましょう。 アピールした以上面接官からなにかしらの質問は絶対来ます。その場で考えるとボロが出ます。

話をちゃんと作った後に、復習はしないでうろ覚えぐらいがいいかもしれません。 『家庭教師は大学1、2年の2年間だけやって、間が空いてるのでもう詳細まではあまり思い出せない』ぐらいがいいかもしれません。 質問に全部スラスラ答えてしまうと、想定していない質問でボロが出ます。

良心が痛む

『良心が痛む』そんなの知りません。アピールがなければ落ちるのです。嘘がバレても落ちるのです。だったら嘘をついたほうがいいに決まってます。 だって企業側も平気で嘘をついていますよ。会社説明会って嘘ばっかりですよ。入社すると分かります。こちらだけ罰を受けるのはおかしいです。

正確に言うと『会社説明で嘘をつく企業がたくさん存在します。嘘をつかない企業もたくさん存在します。』それと同じです。 『嘘をつく就活生がいれば、嘘をつかない就活生もいます。』嘘をつく側になればいいだけです。

まぁ、捏造すれば受かるというわけではないので、試しに捏造してみましょう。上手に捏造できれば凄い能力です。素晴らしい人材であることは間違いないです。 普通にその企業に貢献できると思います。でも自己責任でお願いします。




おさらい

  • 生徒会長は学年で一人。
  • 世界ひろしは実在する。
  • ひねり出せないならないのと同じ。
  • 上手に捏造できれば凄い能力。