企業はすぐ諦める人を求めていない - 就活オバケの就職活動攻略メモ

企業はすぐ諦める人を求めていない

今回ばかりはお手上げ

前回、企業に奇抜な発想をする人は必要ないという話をしました。どこの会社も業務は基本的に軌道に乗っています。ピンチもほとんど来ません。順調だから人を増やすのです。 大逆転の手が欲しくて社員を集めているわけではないのです。奇抜な発想はとりあえず邪魔です。

でも私はここで終わる人間ではない。なんとかしましょう。と言いたいところですが、今回ばかりはお手上げです。 奇抜な発想を企業に必要とさせるための逆転の発想は思いつきません。企業は奇抜な発想をする人はどうしても採用したくないようです。

悩んでいても始まらない。諦めましょう。無理なものは無理です。人生諦めは肝心です。考えるの面倒くさいし。もう記事書くのも飽きた。俺の就職のことじゃねーし。お菓子を買ってきてテレビでも見よう。

すぐ諦める人

そうです。『すぐ諦める人』です。低評価です。まず落ちます。逆鉄板です。結果が出ないと利益は出ません。過程が素晴らしくてもお金はもらえません。

例えば、客にたくさん声をかけて、斬新なキャッチもどんどん考えて、仲間に優しく上司の言うことは聞く。でも商品を一個も売っていない。業績0です。こんな人雇いたくないです。 売れるまで諦めてはいけません。諦める人はNGです。

例えば、『来週の納期に間に合わない』だったら徹夜です。諦めて帰ってはいけません。絶対間に合わなくても諦めてはいけません。同僚に助けを求めましょう。 一秒も休憩をとらなければ間に合うかもしれません。表面だけなんとか取り繕って来週納品した後に『ちょっと忘れていたところがありました』と言って気づかれる前に完成品と交換できるかもしれません。

それでも間に合わないなら『延期の交渉』です。その場合は謝罪してはいけません。非を認めたら割引になってしまいます。 割引にならないで済む方法を諦めてはいけません。謝罪すれば楽ですが、最後まで利益を諦めてはいけません。 『リーダーが事故った』とか言い訳をひねり出しましょう。『しょうがないですね』と言わせましょう。

諦めた実績は隠す

なので、『中途半端な実績』をアピールするのは控えましょう。もしくは成果を少し捏造しておきましょう。中途半端を気づかれないようにしましょう。 でも実績に成果がありすぎるのも問題です。厳密に言うと『企業にマッチしていない実績が素晴らしい』と危険です。

『ギターが趣味です。』というと、『プロになろうと思わなかったの?』と聞かれます。気をつけましょう。諦める人の疑惑が生まれます。 ギターが趣味なことは言ってもいいですけど、プロを目指さないのが不思議なほど熱く語るのはやめましょう。とにかくその企業にマッチしていない趣味は危険です。

あとは転職が多いと次の転職が不利になります。会社を3ヶ月で辞めた実績がある人を採用したくないです。あなたを雇ってもまた3ヶ月で辞めそうです。 でもそう言われると『御社は3ヶ月で辞めたくなる企業ということですか?』 という疑惑が生まれます。3ヶ月で辞めたことを気にする企業はブラックのような気がしてきました。

まぁ、ブラックに入社してしまっても3年は勤めましょう。辛くて3ヶ月で辞めてしまったら次はもっとひどい会社にしか受かりません。3年は我慢して勤めましょう。ブラックを3年も続けられる不屈の精神が次のアピールポイントになります。




おさらい

  • 順調だから人を増やす。
  • 非を認めたら割引になる。
  • マッチしていない趣味は危険。
  • 3ヶ月で辞めたことを気にする企業はブラック。