相手にとって面白いことを言う人が面白い人 - 就活オバケの就職活動攻略メモ

相手にとって面白いことを言う人が面白い人

タモリさんにはなれない

前回、コミュニケーション能力が高い人とは、いったいどういう人のことなのか、という話をしました。答えは『誰とでも会話が盛り上がれる人』でした。タモリさんでした。 なのでまずはイグアナの真似から練習です。という話ではありません。そのままタモリさんになる必要はありません。

ゴールはタモリさんなんですが、まず到達はできません。到達したら年収一億レベルの人材です。サラリーマンをやっている場合ではありません。 『理想はタモリさん』というだけです。理想だけ把握しておきましょう。タモリさんに近づくために面白い人を目指しましょう。

相手にとって面白いことを言う

『面白い人を目指していれば、おのずとコミュニケーション能力が向上する』のは間違いないのですが、ここで勘違いをしてはいけません。 面白いとは、『相手にとって面白い』ことです。『自分が面白い』とは違います。ここを間違えないようにしましょう。

『自分が面白いことは当然人も面白いだろwwww』 まさに面白くない人にありがちな台詞です。それだったら面白くない人がいなくなっちゃいますね。 みんな自分が面白いと思っていることを言っているはずなので。もちろん重なる部分が存在することは否定できませんが。『自分が面白いことは当然人も面白い』ということはないです。

ダウンタウンのまっちゃんが電波少年で外国人を笑わせる企画をやっていたの知ってますか? 彼の分析では『65点の笑いを作ればアメリカ人は笑う』そうです。その分析が合っているかは知りませんが。

でもそのエピソードの凄いところは『65点の笑いを作ろうと思って作る』ところです。 『自分が笑うためではなく、人を笑わせるために、自分が面白いとは思わないこと』をやったのです。これが凄い。『相手にとって面白いことを言う』とはこういうことです。

とりあえず空気を読む

『じゃあ理論は分かった。相手にとって面白いことを言えばいい。それで具体的にどうするの?』 それを人に聞くのは酷ではないでしょうか。ハードルが高すぎます。 だいたい知っていれば私がアメリカ人を笑わせに行きます。『面白い冗談の考え方』なんて知らないです。

まぁ、とりあえず『空気を読む』ところからはじめればいいかと。会話中は周りの反応を観察しましょう。『自分がスベっていることに気づいている人』は面白い人が多いです。 とりあえずスベったら『うそうそっ!今のなし!』って言えばそこそこウケます。




おさらい

  • まずはイグアナの真似から練習する。
  • 自分が面白いことと他人が面白いことは違う。
  • 65点の笑いを作ればアメリカ人は笑う。
  • 面白いことを言う方法を人に聞くのは酷。