面白くないことを言わない人が面白い人 - 就活オバケの就職活動攻略メモ

面白くないことを言わない人が面白い人

減点がなければ100点

前回、面白い人とは、笑いになることだけではなく、相手にとって都合の良いことを言う人でもいいという話をしました。 でもそんなこと言われてもやる気がしません。ホストクラブじゃあないんだぜ。こちとらサラリーマンです。露骨過ぎやしませんか。プライドはないんですか。

そんなあなたに朗報です。たとえ面白いことが言えなくても、『面白くないことを極力言わない』ようにすれば、それだけで面白い人だと思わせることが可能です。俗に言う『減点がなければ100点の原理』です。

あとはみんなが勝手に自滅して面白くない人になるのを待つのみです。と、そこまでは言いませんが。まぁでも、『余計なことを言わない人』と一緒にいると楽しいのは間違いないです。

面白くないことを言わない

それじゃまたいくつか列挙してみましょうか。

  • 悪口を言わない。
  • 正論を言わない。
  • 話の腰を折らない。

とりあえずこんなところでいいですか。説明を少し入れようと思いますのでここでは3つにします。これくらいでいいでしょう。どうせたくさん言われても全部実行出来ません。

悪口を言わない

『悪口、誹謗中傷、嫌み、揚げ足取り。』こんなの言われても面白いもんじゃないのは当然です。学生時代にやんちゃをしたのはこの際不問にします。 大人になったんだから少しは丸くなりましょう。無駄に悪口は言わないように。全然面白くないです。コミュ力低いです。

ここで気をつけたいことが2つあります。一つは『面白い悪口。』いわゆる毒舌ジョークです。これは言ってもいいですか? それはズバリ、『面白さが上回ればオッケー』です。 でもまず無理です。絶対無理だと思った方が良いです。言われた人は絶対傷つきます。自信があっても絶対ウケないと思ったほうがいいです。相当センスが必要です。

もう一つは『第三者の悪口』です。いわゆる陰口です。その場にいない人の悪口。誰も傷つかないはず。これは言ってもいいですか? それはズバリ、『空気を読めばオッケーです。』 会話の相手が正義感が強い人だったらウケません。人を選びます。他人の悪口が好きな人は好きです。そのときの話し相手に合わせて悪口は言いましょう。

もう一つありました。3つでした。数え間違えました。最後の一つ。『仕返しはしてもいいのか。悪口を言われたので悪口を言い返してもいいですか?』 それはズバリ、『知りません。』 だって悔しいでしょう。『仕返しするな』とは決して言えない。好きにすればいいと思います。

でも仕返しはしないに越したことはありません。仕返しは戦争が起こる原因です。仕返しをすると戦争です。仕返しをしないと略奪です。 笑って許せるなら許しましょう。

正論を言わない

正論を思い切り言われると普通は面白くないです。正論は誰でも知っていて当然です。聞かされても耳が痛いです。 『遅刻してはいけない』という正論を知らずに遅刻してる人なんてほぼいません。遅刻した人はみんなすでに『しまった』と思っています。それをあえて説教されると面白くないです。

『普通に考えて正しいことをあえて言うべきではない。』 でもここで勘違いをして欲しくないのは、『曲論を言え』と言っているわけではありません。それは極論です。『当然のことをみなまで言うな』と言っているだけです。 正しいことを丁寧に言えば相手は理解してくれるわけではありません。面白くないと反感を持ちます。

『正しいことを丁寧に説明したはずなのに、相手がなぜか分かってくれない。俺、間違ったこと言ってないよなぁ。』こんな経験ありませんか? それは話が面白くないから反感をもたれています。途中からあなたの話を聞いていません。はっきり言って説明が下手です。コミュ力低いです。

もちろん間違ったことを理解させても意味は無いですけど。『正しいだけでは理解されない』ということを覚えておきましょう。

話の腰を折らない

『先日、近所のラーメン屋に行ったのね。しょう油と味噌があるんだけど、私はしょう油が好きなので、その日はしょう油を頼んだわけですよ。』 『いやいや、なんば言いよっとですか。ラーメンはやっぱトンコツばい。お前食ったこつあるとや?』 話の腰を折らないでください。しかも九州弁で。そういうの嫌われます。

いいですか。『九州のラーメン屋はトンコツがほとんど』なんですよ。『九州の人がトンコツが好き』というよりは、『トンコツしか売っていないのでそれ以外を食べたことがない』というほうが正解です。

全国のラーメンが集まっている東京で『いろいろ食べたけどトンコツが好き』というのとはレベルが違います。 九州の人がトンコツが好きなのは半分意地です。魚介のあっさりしょう油を食べたことないくせに言ってます。 だから九州弁でトンコツを勧めるのはやめてください。そういうの嫌われます。

ということではなくて、話の途中で邪魔されるとムカつきます。単純な話です。『トンコツの話で邪魔したこと』がアウトです。 例え途中で相手の主張に気づいたとして、なるだけ最後まで聞くようにしましょう。話の腰を折る人は会話が下手です。コミュ力低いです。




おさらい

  • 余計なことを言わない人と一緒にいると楽しい。
  • 学生時代にやんちゃをしたのはこの際不問にする。
  • 正しいことを丁寧に言えば相手は理解してくれるわけではない。
  • 九州の人がとんこつが好きなのは意地。