簡単な仕事ばっかり - 就活オバケの就職活動攻略メモ

簡単な仕事ばっかり

世の中、簡単な仕事ばっかり

前回、なりたい職業が無い人向けにいろんな職業を紹介するはずだったんですが、話がそれてしまいました。続きをやります。 まず『自分に何が出来るか』そこからいきましょう。やっぱり出来る仕事がいいです。出来ないと入社後に辞めたくなる以前にクビなります。

とは言ったものの、実は『出来ない仕事』なんてそうそうありません。そもそも世の中の仕事は大半が簡単です。 一部の大手なら『英会話必須』など難しい企業もありますが、一年目に年収300万ぐらいの中小企業なら、面接で厳選するほど難しい仕事はありません。 上場企業にも一年目に年収300万ぐらいのところはたくさんあります。

多少苦手でも意外と余裕

『人見知りが接客』だって出来ます。簡単に出来ます。文型が理系の仕事だって出来ます。簡単に出来ます。本当に理系の知識盛りだくさんの仕事は出来ませんが、そんな仕事はほとんどありません。

例えば『情報処理』って理系です。理系の大学でデータベースやプログラムを習いますが、高卒の文系もSEでバリバリ活躍してます。ほとんどの企業の仕事で必要なスキルは義務教育レベルです。 経理では簿記2級あたりの知識が必要ですが、高校生が一年間勉強して取るレベルです。一年仕事すれば余裕で覚えます。

学校とは違うのです。苦手な授業とは違うのです。仕事となると物覚えが全然違います。お金をもらえますし、社会人になって大人になったと錯覚するので、責任感が急激に上がります。 心理学でいう所の『役割効果』です。世の中の9割の人間が『与えられた役割の仕事をこなそう』とします。先に役割を与えると出来るようになってしまう人が9割です。

役割効果

ダメ人間でも年功序列で給料をあげていくと、給料に見合った仕事が出来るようになります。課長にしてやると勝手に指導力がつきます。 逆に優秀な人でも立場を与えないとある程度から伸びなくなります。給料を下げるとやる気が落ちて仕事量も減ります。

という人が9割です。統計が出てます。学者さんが調べてくれました。残りの1割は『逆に頑張って評価されて給料を上げてやろう』と思ってやる気が出ます。 ですが、まぁそれを期待するのは悪手です。期待値が低いです。全体の給料を下げるんだったら何人かリストラしたほうが効果的です。1割の逆境からの奮起にかけるのは危険です。

でも世間体を考えるとリストラって簡単に出来ないんですよ。給料を下げるほうが簡単です。失業者を増やすと失業保険でまた税金を使いますし、日本の未来を考えるとどっちがいいかは一概にはいえません。 分かっていても出来ないことがあります。察してあげてください。

まぁ『一部を除いて大半の企業の仕事は簡単だ』と分かればいいです。ほとんどの人がほとんどの仕事を簡単にこなします。月に2,30万の仕事なら面接をする必要はないほど業務は簡単です。 想像で『俺には出来そうにない・・・』と思っても意外と出来ます。なりたい職業が無い人に対するちょっとしたヒントです。




おさらい

  • 出来ない仕事なんてそうそうない。
  • 情報処理は理系だけど、そんなレベルじゃない。
  • 経理で必要な知識は簿記2級ぐらい。
  • 人は与えられた役割の仕事が出来るようになる。