趣味を仕事にする - 就活オバケの就職活動攻略メモ

趣味を仕事にする

趣味を仕事にする

前回、仕事は簡単だという話をしました。なので『出来るかどうか』は深く考えなくていいでしょう。大体の仕事が出来ます。となると次は『好きなこと』で攻めますか。興味のある仕事を探してみましょう。 当然と言えば当然なんだけど、そういうことを言わないで。順番があるって言ったじゃないですか。かいつまんで話せないんです。

そうしたらあなた、趣味ぐらいないんですか。どうせ毎日ゲームばっかりやってたんでしょう。じゃあゲーム関連でいいじゃないですか。ゲーム関連ならなんでもあります。開発に営業・販売、雑誌の記者もあります。

開発するとしても、デザイナー、音楽、シナリオ、プログラマー、いろんな才能が必要です。何か一つぐらい当てはまりませんか。

ゲームは人気

ところがどっこい。ゲーム関連は人気です。どの才能ももれなく人気です。今までなりたい職業が無かった人には厳しいかもしれません。 ライバルはみんな中学生から目指してます。専門学校から直行の推薦を狙ってます。

ちなみに『プログラマー』自体は比較的需要が多くて就職は楽です。『ゲームプログラマー』に絞ると大分需要が少なくなります。 ゲームプログラマーとなると仕事が面白そうじゃないですか。でも世の中には面白くないプログラミングと言うものがたくさんあります。面白くないプログラミングなら求人はたくさんあります。

経理システムとか、金融システムとか、人事システムとか、遊び心一切無しの真面目なシステムです。作る過程も完成物もひとつも面白くないです。 こういうプログラマーの需要はかなり多いです。一位かもしれません。飲食、アパレル辺りを入れて求人が多い職業の3強です。

ゲームプログラマーはそんなに面白くない

『ゲームプログラマー、面白そう。』ところがどっこい。実はゲームプログラマーの仕事はそんなに面白くないです。プログラマーどころか、デザイナーもサウンドクリエイターもシナリオライターもどれももれなく実際の業務は全然面白くないです。

面白いのはその上です。『プロデューサー』や『ディレクター』です。企画を立てる人です。下の人は言われたとおりに作るだけです。 人がちょろっと概要を考えたものを完成させる役がプログラマーやデザイナーです。企画立案の面白いところは全て終わった後です。

サウンドクリエイターってアーティストって感じがしますが、注文どおりに作るだけの普通のサラリーマンです。仕事は全然面白くないです。 芸術的なセンスは必要ありません。音楽理論を知識で知っていれば誰でも出来ます。音大を出る必要もありません。パソコンで簡単にチョロッと出来ます。センスを問われる大事な主題歌はプロに依頼したりします。

ディレクターを目指すなら専門学校に行ってはいけません。東大に行ってください。専門学校から入れる企業は下請けのゲーム会社です。普通のサラリーマンになるだけです。 任天堂やスクエニで企画に参加したいなら、難易度最高ランクの就職活動が必要です。俗に言う『難易度ルナティック』です。月の光で発狂するレベルの難易度です。

店員さんも面白い

それなら作れなくても店員さんでいいじゃないですか。ゲームショップの店員さんです。ゲームに囲まれて楽しいです。 店員さんならなりたい人は少ないかもしれない。作りたい人よりは少ないでしょう。確かに全然ひかれません。あんまり興味が無いです。 いやいや、なめてはいけません。店員さんの仕事だって面白いです。

隠れた名作を店の真ん中の特設コーナーにならべて、独自のレビューで売り込むのです。絶対面白いです。自分しか知らないと思っていた商品が、自分の宣伝で評価されると絶対面白いはずです。

さらにフラゲし放題です。フラゲは『フライングゲット』のことです。商品は発売日より何日か前に仕入れをするじゃないですか。店員さんなら仕入れた日にゲームができます。 ゲーム好きならたまらないでしょう。どうせ学生時代に毎日ゲームばっかりやってきた人生で、これから先もゲームばっかりやるんでしょう。

ゲームに限らずショップ店員もいいと思います。順調に勤めれば30前に店長になれますよ。勘だけど。おすすめ。




おさらい

  • ゲーム関連の仕事の種類はたくさんある。
  • プログラマーの需要は多い。
  • ゲーム開発の面白いのはディレクターだけ。
  • 店員さんはフラゲが出来る。