政治家にはなれない

前回、あなたが国会議員に立候補するためのマニフェストを考えました。ところがどっこい。全部無駄です。国会議員にはなれません。国会議員には資格が有ります。あなたのことを詳しくは知りませんが『なれない』と言い切れます。職種も決められないあなたがなれるわけがありません。

まず手始めに『被選挙権が２５歳以上』です。新卒の人はほぼNGのはずです。とりあえず２５歳までフリーターでもやりますか。まぁ、転職の方ならいけそうですが。というかそもそも国会議員はみんな転職です。やっぱ最初は就職したほうがいいかと思います。

『２８歳、年収２５０万。今の会社の給料が安いから転職したい。でもなりたい職種がない。これは社会が悪い。だから国会議員になろう。国会議員の年収は３０００万ぐらいだ。』いいと思います。マニフェストは前回考えました。頑張ってください。

無理です。『無名な２８歳、年収２５０万』が立候補しても票は入りません。そもそも政治家になるためにマニフェストは関係ないです。選挙はすべて組織票です。出来レースです。

『応援する組織』がいないと当選しません。そしてマニフェストは応援する組織が考えます。思い立った個人が社会を変えることは出来ません。

代議士になったあかつきに行う政策は、応援する組織が考えます。組織にリーダーがいて、そいつが考えます。やって欲しい政策があるから票を入れるのです。国会議員は組織が出した案に一票入れるだけの仕事です。それで年収３０００万です。

ですが私はここで終わる人間ではない。まだ諦めません。戦いはここからだ。先生には是非、うちの選挙区から立候補してもらわなければなりません。私がどれだけ先生に投資してきたと思っているのですか。死ぬ気で票をもぎ取ってきてください。

『今すぐ立候補』はさすがに無理です。これは諦めましょう。ここは耐えるところです。出来ないものは出来ないです。気合と根性で空は飛べません。ジャンプ力が高くなるだけです。『気合と根性で飛行機を作る』とか言わないで。ここはあんまり広げるところではありません。空気を読んでください。

まだ立候補は出来ないので、まずは基盤作りからはじめましょう。基盤作りの方法は大きく分けて２つです。『人の基盤をかっさらう』、『個人で国民の人気を得る』この２つです。詳しく見て行きましょう。

おさらい