面接官が嫌われているわけではなくて、その人が嫌われ者なだけ
若者が働きたくなくなってる
前回、面接官を嫌いな人は世の中に多いという話をしました。本当に嫌われています。どうにかならんものか。 新社会人の入り口で最初に出会う人がこんなに嫌われていていいものか。おかしいだろ。やる気無くすわ。心理を突いた何かの作戦ですか。『社会人の心構えを作る試練を設けるため』みたいな。
昔は厳しいことが効果があったかもしれませんが、そろそろ時代を変えないと。ニートが増えまくってるじゃないですか。面接官が嫌われすぎて若者が働きたくなくなっています。
どうにかしたい問題ではありますが、一旦置いておきましょう。だってどうにもなりません。社会を変えるより自分が変わるほうが現実的です。 順応しましょう。面接とは厳しいものです。受け入れましょう。その方向で進めたほうが効率的です。ニートは政治家に任せましょう。あなたが出来るのは『あなたがニートにならないこと』です。
その人が嫌われ者なだけ
でもニートのことはどうでもいいです。そんなクズにかまっちゃいけません。あなたの経歴に傷が付きます。
今回は、『面接官が嫌いだとみなさんおっしゃいますが、それは誤解だ』と、一気に核心を突くのが目的です。 気休めでも大人の都合でもありません。真理です。面接官を嫌うのは間違っています。
ズバリ、『嫌われているのはその人』です。『面接官という職業』ごと嫌ってはいけません。そのとき面接を担当していた『○○さん』の性格が悪かっただけです。 初対面のあなたにいきなり嫌われているじゃないですか。その人はどこに行っても嫌われています。おそらく社員みんな嫌いです。
嫌いになる対象は正確に
『面接官だから嫌味を言う』わけじゃないのです。『その人が嫌味を言う』のです。元の性格がある程度悪くないととっさに嫌味なんて言えません。ここを勘違いしてはいけません。 他の面接官に失礼です。完全に濡れ衣です。今度は『言いがかりをつけたあなた』が悪者になります。
面接官を嫌いになるのは偏見です。高卒をバカにするのと変わらないです。単純によくないです。もっと視野を広く持ちましょう。仕事に影響します。 さらに面接官の悪口が広まると若者が無駄におびえてしまいます。対象は正確に定めて嫌いましょう。
優しい面接官もいる
私は何回か『優しい面接官』を見たことがあります。優しい面接官は確実に存在します。意地悪クイズを出したとしてもヒントをたくさん出してくれる面接官だっています。 要点がわかっている面接官です。『困らせるのが目的』ではない。素晴らしい答えに意味はない。『意見を出し合って会話をするのが目的』だ。意地悪クイズは一緒に考えればいいのです。
嫌味がなく注意をしてくれる面接官もいます。『面接のときぐらいはもうちょっと髪を切ったほうがいいよ』と。『長髪の社員はいっぱいいるけどね』と。 『内定取ればこっちのもんだから、今は切ったほうがいいよ』と。
要点がわかっている面接官です。注意されると不快じゃないですか。不快感を与えると反省しない可能性があります。嫌味を言ったり怒鳴ったりして注意するのは賢いとはいえません。しゃべりのプロなら上手に指摘します。
おさらい
- 面接官が嫌われすぎて若者が働きたくなくなってる。
- あなたが出来るのはニートにならないこと。
- 元の性格がある程度悪くないととっさに嫌味なんて言えない。
- 嫌味を言ったり怒鳴ったりして注意するのは賢いとはいえない。
- 前回・面接官が嫌い
- ここ・その人が嫌われ者なだけ
- 次回・嫌われ者が面接官になる