全てに対策があるとは限らない - 就活オバケの就職活動攻略メモ

全てに対策があるとは限らない

全てに対策があるとは限らない

前回、企業は将来性より即戦力を重視して採用するという話をしました。『だから何だ』と言われたら、『結局人見知りの就職活動が困難なことに変わりはない』と答えます。 つまり対策無しです。こういうこともあります。ここまで来て残念な結果です。

要は、『結局何も言ってない』ってことです。今のインターネットなんてこんなもんです。でもうちはマシなほうです。 どこの情報サイトも『見出しで煽って中身がないサイト』ばっかりです。しかも似たようなサイトが大量に出てきます。うちは正直に白状しただけマシなほうです。許してください。

つまりここで言いたかったのは、『世の中のあらゆる困難に対して、全て対策があるとは限らない。』覚えておきましょう。これがこのセクションのまとめです。

カオス理論

これがいわゆる『カオス理論』です。自然には『未来が予想できないこと』があります。そんなカオスが確実に実在することを証明したのがカオス理論です。

物理学の一つです。興味がある人は就職活動をやめてカオス理論の研究室を受験しましょう。

例えば、『一ヵ月後の天気』って絶対予想できません。現代の気象学では無理です。『明日の天気』ぐらいならそこそこ正確ですが。 津波の予測も出来ないです。発生したあとの迅速な避難しか対策はありません。一ヵ月前に避難することはできません。

自然がカオスだからしょうがありません。未来は予想できないのです。『津波は予想できない』という事実を判明させたのが学者さんの研究結果です。

本当は予想できる

ですが、ここで終わってしまうと語弊があります。もう少し補足しようと思います。もう少し付き合ってください。もうこのセクションの話は終了したので大丈夫です。 あとは『一記事の文字数を適量に増やす作業』だけなので脱線しても問題ないです。何を書いたっていいのです。もう何も怖くない。

それで、『自然がカオスだから未来が予想できない』ということですが、本当は予想できます。ですが実現不可能。これが真相です。 理由は2つ。『初期値鋭敏性』と『計測に誤差が必ず生じる』この2つ。

初期値鋭敏性

初期値鋭敏性とは、『初期状態に僅かな差があれば、まったく違った結果になる。』という性質のことです。 初期値鋭敏性を持っているのがカオスです。津波は初期値鋭敏性を持っています。

例えば、『今日の海水の気温が10℃だったら30日後に津波が発生する。』実は現代科学でこのレベルまで予測できます。 ですが、『僅かな差があればまったく違った結果になる』わけなので、『今日の海水の気温が10.00000001℃』だと津波は発生しません。僅かな差で未来がガラッと変わるのです。

計測に誤差が必ず生じる

そしてその僅かな誤差を計測するのが不可能です。ここの技術力が現代科学に足りません。理論先行タイプです。タイムマシンと一緒です。 理論は確立されていても技術が追いついていないのです。だから未来は予想できないのです。津波の回避は出来ません。発生した後の避難のみです。

自然にはカオスが渦巻いています。面接もカオスかもしれません。人見知りでも僅かに改善できれば、大きな結果が出る可能性はあります。とりあえず深呼吸でもして面接にのぞみましょう。




これで面接官が怖い話は終わりです。ひとまず安心です。何回も面接をすればそのうち慣れるでしょう。




おさらい

  • 正直に白状しただけマシ。
  • 津波は発生したあとに避難するしかない。
  • 僅かな差で未来がガラッと変わる。
  • とりあえず深呼吸して面接にのぞむ。