年をとっても大人にならない - 就活オバケの就職活動攻略メモ

年をとっても大人にならない

作戦失敗

前回、暇な人が面接官をやるわけではない、面接の時間ぐらい誰でも作れるという話をしました。 面接官は面接官ぐらいしか出来る仕事がないわけではありませんでした。普段は忙しくバリバリ働いてる人が面接官をやっていてもおかしくありません。それくらい余裕です。

しかしこれはまずいことになりました。作戦失敗です。『面接官に難癖をつけて見下す』のが目的だったはずです。そして『恐れずに面接に立ち向かう』というストーリーのはずでした。 これではまだ面接官が怖いままです。

結局、相手は『やり手で大人のビジネスマン』です。もう助かるすべはありません。 ですが、私はここで終わる人間ではない。なんとかしましょう。面接官の能力の否定は失敗しましたが、まだ『人間性』が残っています。はたして面接官は本当に我々より大人なのでしょうか。

年上だから大人

生物学的に『年上のほうが大人』です。これは間違いないです。また『経験の差』というものがあります。精神的にも年上のほうが大人で問題ないかと。

だから『面接官は我々より大人』です。という話で終わらせるわけにはいきません。なんとかしてこれを覆します。覆すのは得意です。

そもそも『年上だから大人』というのは一般論です。統計上の話です。いるでしょう。普通に。『年をとっても大人にならない人』ぐらい。レアケースかもしれませんが。 でも逆に考えると、面接官がズバリそのレアケースにマッチしていればいいわけです。

『年をとっても大人にならない人はレアケースで存在して、その人種が面接官に多く見受けられる』のならいいのです。今回はその方向で行きましょう。 次の船はそこにたどり着けばいいわけです。航路が無くても諦めてはいけません。船頭さんの腕の見せどころ。次のコロンブスはあなたです。

年をとっても大人にならない

というか、やっぱり、年をとっても大人になんかなりません。私の経験論です。私の周りに年を取って大人になった人はいません。高校の同級生の性格はみんな高校のときのままです。 大人になって気遣いが出来るようになったり、約束を守るようになったりした人はいません。学生のときにクズだったやつは今会ってもクズです。

大人ってよく新聞を読むじゃないです。ニュース番組をよく見るじゃないですか。あれは大人になったからニュースを見るようになったわけではありません。 そういう人は子供の頃から見てます。大人になって自然と新聞を見たくなるという人はほとんどいません。子供の頃から新聞を読んでいます。ただの活字好きです。

もともと人の不幸が好きな人が悲惨なニュースを探しているだけです。いわゆる『メシウマ』です。人の不幸で飯が美味い。 ちなみに『メシマズ』は『嫁が料理がヘタクソ』という意味です。メシウマとメシマズは対義語ではないので気をつけましょう。

人生のイベントで大人になる

ただし、就職したり子供が出来たりすると大人になることはあります。家族が死んだり会社で失敗したり。『特定イベントで大人になる』場合があります。 だから年をとっても大人にならないは言い過ぎでした。年を取っているほど大人になるチャンスが多いです。

成長しない人は幸せものです。壁にぶつかっていない人です。大人になってもクズのままなら勝ち組です。見下してはいけません。うらやましがりましょう。




おさらい

  • 次のコロンブスはあなた。
  • 学生のときにクズだったやつは今会ってもクズ。
  • メシウマとメシマズは対義語ではない。
  • 大人になってもクズのままなら勝ち組。