面接官が怖い - 就活オバケの就職活動攻略メモ

面接官が怖い

役に立たない人間はいない

前回、あなたが面接官を嫌いなら面接官もあなたが嫌いだという話しました。きっと面接官はあなたのことが嫌いになったから不採用にしたのでしょう。そして落とされたから面接官が嫌いになると。 実はあなたが先に嫌われているのかもしれません。先に仕掛けたくせに仕返しされて逆ギレしているのかもしれません。

まぁ、誰が悪いかはもういいです。むやみに人を嫌うもんじゃない。これが分かれば十分です。嫌ってはいけません。好きになる努力をしましょう。誰にでもいいところが必ずあるはずです。 イギリスの経済学者のリカードさんも言っていました。『この世に役に立たない人間はいない』と。俗に言う『比較生産費説』です。

比較生産費説

『比較優位説』ともいいます。要は『得意分野だけを特化させることが一番効率が良い』という話です。

例えば、A君が『何をやってもダメ人間』だとするじゃないですか。そしてB君が『何でも出来るスーパーマン』だとするじゃないですか。 それでもA君B君ともに一応得意不得意というものがあるわけですよ。

A君は『製造より販売のほうが多少はマシ』だと。B君は『どっちも凄いけど製造がより凄い』と。 ここまでくると全部B君に任せてA君は何もしない方が効率がよさそうじゃないですか。むしろ足を引っ張りそうじゃないですか。 でもちゃんと利益を計算すると、お互いが協力して得意分野を担当した方が、効率がよくなるらしいです。リカードさんが言っていました。僕じゃないよ。

単純計算するとわかります。A君は『製造なら1000円、販売なら2000円の利益がある』と。B君は『製造なら20000円、販売なら10000円の利益がある』と。

一人が2つ仕事をするとして、全工程一個ずつやると、『1000+2000+20000+10000=33000』 それぞれ得意分野を2個やると『2000×2+20000×2=44000』ホラッ!得した。

まぁ極論です。というか詐欺です。数字トリックです。実際はノルマやプライドや最低品質に付加価値などがあって上手く行きません。さらにみんな『得意なことよりやりたいこと』がやりたいです。 ですが、理想形がここに存在することは知っておきたい。『役に立たない人間はいない』という理論が一番効果的だ。だか実現不可能だ。なるだけ近づける努力をする。そういう話。

面接官が怖い

でも比較生産費説はどうでもいいです。今回はそんな話ではありません。今回のテーマはズバリ、『面接官が怖い』これです。 別に嫌いではないのですが、怖がって避けていたら嫌われていると思われる恐れがあります。

触らぬ神にたたりなし。怖い人には近寄りたくないものです。近寄りたくないものは嫌いだと錯覚する場合があります。 普段怖くて話しかけない人に『お前、俺のこと嫌いなの?』って言われたことないですか? 私はあるけど。別に嫌いじゃないのです。すぐ怒る人なので用事がないときに話たくないだけです。

また、気持ちが負けていると力が発揮できません。面接官が怖いとまともに発言ができなくなってします。だから恐れてはいけない。 『面接官なんてただのカボチャだ。』それが終着点です。という気休めを言う話です。気休めで少しでも不安を取り除きましょう。

でも、『面接官なんてただのカボチャだ』と、いきなり言われて納得できるわけがありません。だって面接官は人間だし。 大丈夫です。それなりの根拠を作りますので。まずはどんどん読んでください。

圧倒的に立場が下

ところで、『面接官の何が怖いの? だって面接官は人間だし。むしろカボチャだったほうが怖い。』まぁ度胸の問題です。個人差あります。 『オバケが怖い』などとは質は違いますが、分析すれば怖い要素は満載です。まずはその辺りを説明します。カボチャの根拠は次回です。

面接官が怖い大きな要素は2つです。『こちらが圧倒的に立場が下なこと』『相手は大人だ』ということです。

さすがに我々と面接官とでは対等ではありません。面接官は人を審査する立場です。人知を超えた存在です。この時点でもう怖い。 言葉を選ばなければならない。怒らせてはいけない。ミスってはいけない。何で減点されるか分からない。プレッシャーが半端ないです。

面接官はいくらでもミスって大丈夫です。企業に必要な人材を探すために面接官が言葉を選ぶ必要は無いです。相手を怒らせてもいいです。うまくしゃべれなくても大丈夫です。 面接官にプレッシャーはありません。やりたい放題です。ジャイアンです。この時点でだいぶ怖い。

面接官は大人

そして面接官は大学生から見ると大人です。社会人として対応する最初の大人じゃないでしょうか。バイト経験があれば多少は慣れていますが。 大人の言うことは真に受けてしまいます。正しい気がしてきます。反抗的な子供もいますけど。反抗期は中学で卒業しているはずです。

大人が目の前で間違っていても指摘しにくいです。考えちゃいますね。『今の良いのかな?』って。 実際就職活動している年頃なら、子供の頃に親に言われたことの意味がいくつか分かるようになっているはずです。大人の言葉を疑うのは勇気が必要です。

それで面接官がただ大人なだけなら全然問題ないのですが。こちらを騙そうとしてくるので怖いです。極端に言うと社畜の洗脳です。 『これくらいの給料で仕事量で当然だ』と説得してくるので怖いです。 『大人のビジネスマン』だから怖いです。しかもこっちが立場が下です。やはり面接官は相当怖い。




おさらい

  • 誰にでもいいところが必ずある。
  • 協力して得意分野を担当した方が効率がいい。
  • でも得意なことよりやりたいことがやりたい。
  • 怖い人には近寄りたくない。