仕事があっても面接の時間ぐらい作れる - 就活オバケの就職活動攻略メモ

仕事があっても面接の時間ぐらい作れる

面接官をするだけが仕事の人なんていない

前回、仕事が出来ない人が面接官になると書きました。優秀な人材に面接官を任せるのはもったいないと書きました。面接官は採点をするだけなので仕事が簡単なのは事実です。 そもそも『面接官をするだけが仕事の人』なんていませんし。専門職が存在しない仕事です。面接官は普段は営業で、暇なら面接を任されているパターンが王道です。

つまり相手は別に『面接のプロ』ではないのです。人事職って凄そうなイメージですが、何でもないただの社員です。偶然暇だっただけです。 と、思うじゃないですか。ところがどっこい。また騙されましたね。営業って基本的に暇です。『偶然暇』じゃないです。『基本暇』なのです。優秀な営業さんでも結構暇です。面接の時間ぐらい作れます。

営業さんは基本的に暇

優秀な営業さんといえば『飛び込み営業で巧みな話術を駆使して新規の取引先を獲得する』そんなイメージもありそうですが、ドラマの見すぎです。 実際ウルトラCはほぼないです。大変なことがあるとしたら『取引先に通う』ことです。

『飛び込み営業なんてまず無理だ』って誰でもわかってるんですよ。営業さんのやることは取引先に通うだけです。取引は別になくていいので、つながりを保っておくだけです。 商品を売ろう売ろうとはしません。嫌われてしまいます。定期的に会いに行くだけです。そのうち相手が欲しくなるのを待つのが仕事です。

勝負どころは営業さんも頑張る

それで普段は営業さんは暇なんですよ。頑張っても売れないものは分かっているので。普段は通うだけです。エサをまいているだけです。 それである日声がかかると。『ちょっと御社から仕入れてみようかな』という企業が現れるわけです。そこからが仕事です。

上手に商品説明をして、心理を突いた割引をして、契約にこぎつけるわけです。その時期はさすがに忙しいです。だから時間にばらつきがあります。暇なときは暇です。忙しいときは忙しいです。

だから営業のサラリーマンがパチンコを打っているのです。途中で3時間ぐらい時間が空くなんていつものことです。 一日に10社回るのが仕事だとしても、門前払いもあるし、話し込むこともあるし、予約キャンセルもあるし。午後の仕事が全部消えるぐらい余裕です。

空いた時間で別の仕事をしてもいいけど、計画にない急に空いたたった3時間で別の仕事をしますかって話です。そんなやる気があるかって話です。 映画を見るぐらいいいでしょう。サボってるわけでもないただの待ち時間です。映画の知識も営業トークで使えるし。

面接の時間ぐらい作れる

だから営業さんは面接の時間ぐらい作れます。普段はスケジュールもスカスカです。暇な人が面接官をやるわけではありません。営業さんが基本的に暇なだけです。 開発部も暇があれば面接官をやってもいいのですか、納期が迫っているので難しいだけです。営業さんなら誰か一人ぐらい常に余っています。

なので面接官が優秀か無能かなんて関係ないです。面接の時間ぐらい誰でも作れます。『仕事が出来ない人が面接官になる』なんてとんでもない。なめんなよ。




おさらい

  • 面接官は専門職が存在しない仕事。
  • 飛び込み営業なんてまず無理。
  • 営業さんのやることは取引先に通うだけ。
  • 映画の知識も営業トークで使える。