仕事が出来ない人が面接官になる
自分に催眠をかける
前回、面接官が怖いという話をしました。面接官は立場も能力もこちらより上で折衝をしてきます。折衝とは『かけひき交渉』のことです。 こちらは自分を値打ちのある商品として企業に売り込むわけじゃないですか。それをこちらより圧倒的に立場も能力も高い面接官が審査をするわけなのでドキドキせざるを得ない。
つまり逆を言うと、『面接官の能力が低ければ良い』のです。かわいそうな人だと思い込めばいいのです。かわいそうな人なら勝てそうじゃないですか。かわいそうな人なら許せるじゃないですか。 たとえ意地悪を言われても『コイツしょうがねーなー』と思いながら対応しているといくらか気分がマシです。親戚の子供のいたずらにいちいち腹立たないじゃないですか。
今回はそういう作戦です。なんとかして『面接官は無能だ』と難癖を付けてやろうかと思います。だから面接官をカボチャと思えといったじゃないですか。頑張って納得してください。自分に催眠をかけるのだ。
面接官は誰でも出来る
前にも書きましたけど、面接官ってそんなに難しい仕事じゃないんですよ。難しいのは『面接のマニュアル作成』です。実際話を聞いてチェックするのは誰でも出来る単純作業です。
まぁ新人にいきなりやれと言われても無理ですが。極端に考えないで。『あんまり難しくない』というレベルです。簡単ではない。
優秀な人を面接官にするのははっきり言ってもったいないです。『圧倒的に立場が上で、マニュアルどおりにチェックするだけの楽な作業』を優秀な人に任せるのは人事ミスです。 話術に長けた優秀な人には、交渉が困難な取引先に営業をかけて欲しいです。面接官に回すなんてとんでもない。誰も得をしない。
仕事が出来ない人が面接官になる
結局、『仕事が出来ない人が面接官になる』わけです。まぁ『仕事が出来ない』は言い過ぎですが、余りものの社員です。手が空いてる人に頼む雑用です。かわいそうな人です。 だから面接官恐るるに足らず。たいしたことないやつです。5年後ぐらいにあなたが抜いてます。
なので許しましょう。そいつが威張ってるのは今だけです。出世が見込めないかわいそうな人なので、面接官になって意地悪クイズを出すことしか楽しみが無いのです。 クズの末路です。あなたと住む世界が違います。張り合ってはいけません。
対応のコツは『子供をあやす』要領でお願いします。意地悪を言われてもムッとしないで、『あー、こりゃ一本取られたねwww』と軽く悔しがる感じが良いかと思います。 きっと喜びます。キャッキャ言います。好印象です。でもバカにしてる態度は出さないように。
おさらい
- 折衝とはかけひき交渉のこと。
- 親戚の子供のいたずらにいちいち腹立たない。
- 難しいのは面接のマニュアル作成。
- 優秀な人には交渉が困難な取引先に営業をかけて欲しい。
- 前回・面接官が怖い
- ここ・仕事が出来ない人が面接官になる
- 次回・面接の時間ぐらい作れる