他にやりたい仕事があるから転職したい - 就活オバケの就職活動攻略メモ

他にやりたい仕事があるから転職したい

光過敏性発作

ではトイプードルの話は一旦置いておいて、まずは最初の転職理由『他にやりたい仕事があるから転職したい』を考えましょう。 個人的には応援したいです。人間はもっとやりたいことをやるべきだ。よく思い立ったよ。ところがどっこい。このタイプの転職は結構悲惨です。

いいですか。今から暗い話が始まります。なので部屋を明るくしてモニターから離れて見て下さい。ということをやっても無駄です。 その対策は『光過敏性発作』に有効です。光の刺激が強すぎて異常反応が起こることです。いわゆる『ポケモンショック』の対策です。

それは今回のケースでは無駄です。なぜなら『光過敏性発作が起こるのは子供だけ』だから。 正確に言うと『大人の方が耐性がある』からです。だから映像の製作者にポケモンショックは効果がありません。効果がバツグンなのは子供だけです。転職したい人なら大人になっているはず。

という話ではなくて、暗い話と光過敏性発作は無関係です。

他にやりたい仕事があるから転職したい

でも光過敏性発作の話はどうでもいいです。今回はそんな話ではありません。今回は『他にやりたい仕事があるから転職したい人』の話です。 いわゆる『スキルチェンジ』です。または『キャリアチェンジ』です。

これは辛いですよ。はっきりいって社会人のやり直しです。業務経験リセットです。極端に言うとね。 まぁ、実際はビジネスマンのマナーや交渉術や責任感などが身についているので新卒には負けませんが。

企業からしても年を取った未経験者はあまり欲しくないです。どう考えても経験者優遇です。内定が出るのは『来るもの拒まずのブラック企業』ぐらいです。 『今の仕事がつまらない』のだったら、次は『面白いかどうか分からない + ブラック』になります。もうちょっと転職を悩んでください。

実際ブラック企業に入社すると『なんでこんな優秀な人がこの会社にいるんだろう・・・』という人が結構います。 その人はスキルチェンジした可能性が高いです。優秀でも未経験の中途採用はなかなか有名企業に受からないです。

『デザインの仕事がしたかったのに営業になってしまった。やっぱりデザインがしたい。営業になった後もデザインの勉強は独学でずっとやっていた。 転職するにしても3年間は勤めろと世間で言われているので3年間勤めた。そろそろ転職したい。』 こういう人なら挑戦するべきです。口だけですが私も応援します。熱意があるのでそこそこいいところに受かる可能性はあります。

未経験者歓迎

スキルチェンジをするとなると『未経験者歓迎』の求人に応募せざるを得ないのですが、これが罠です。そのままの意味ではないので気をつけましょう。社交辞令です。 『未経験者歓迎』は『未経験者は欲しくないけど応募してもいいよ』という意味です。欲しいのは『優遇』です。

『未経験者歓迎、経験者優遇』だったら『未経験者は欲しくない。経験者が欲しい』という意味です。と言い切ってしまうと語弊がありますので少し補足します。パターンをいくつか列挙してみます。

  • 何も書いてない ⇒ 経験不問
  • 『経験必須』 ⇒ 経験者しか採用しない。でも実は応募してもいいし受かることもまれにある。
  • 『未経験者歓迎』 ⇒ 社交辞令で特に意味なし。または、経験不問だけど未経験者が敬遠しそうで不安。
  • 『未経験者歓迎、経験者優遇』 ⇒ 『未経験者は欲しくない。経験者が欲しい』
  • 『女性も活躍している職場です』 ⇒ 男はいらない
  • 『アットホームな職場です』 ⇒ 人が少ない
  • 『残業平均20時間』 ⇒ 残業多い。余裕で200時間越える。

必ずしもこの意味ではありません。参考程度です。とにかく未経験者が歓迎されているとは思わないで。

スキルチェンジの転職理由を面接で聞かれたら

まず何にでも言えるのですが、『ネガティブな発言はNG』です。『今の仕事が向いていない』など、言っちゃダメです。 『今の仕事は面白いし業績も上げているけど、こっちの仕事がしたい。』 この方向がいいです。

そうなるときっと『なんで最初からこの仕事に就かなかったの?』となります。どうしましょう。 『それが聞いてくださいよ。手違いがありまして。営業になっちゃったんですよ。ハハハッ。ハハハハッ。』みたいな。

まぁ無理ですよね。ある程度前職と関連性がないと厳しいです。『前職の経験を次はこっちで活かしたい』と言えないとまずいです。 だからスキルチェンジは厳しいと言ったじゃないですか。夢と熱意がある人だけ挑戦したほうがいいかと。同じ仕事でも会社が変わると面白くなる可能性はあります。『スキルアップ』の方向も考えてみて。




おさらい

  • 人間はもっとやりたいことをやるべき。
  • 光過敏性発作が起こるのは子供だけ。
  • ブラック企業にはスキルチェンジした優秀な人が結構いる。
  • 同じ仕事でも会社が変わると面白くなる可能性はある。