もっと高度な仕事がしたいから転職したい - 就活オバケの就職活動攻略メモ

もっと高度な仕事がしたいから転職したい

今からパイロットは厳しい

では体臭改善の話は一旦置いておいて、次の転職理由『もっと高度な仕事がしたいから転職したい』を考えましょう。 ビルの窓拭きだって高層ビルの方が時給が高いです。早く60階の窓を拭きたいと思っている人もいるでしょう。

運転手だって高度が高いほうが年収高いです。電車の運転手が40歳で600万ぐらいになるところ、パイロットだったら1000万超えます。大体ですよ。航空会社で違います。

でも今からパイロットは厳しいです。パイロット用の大学に入学してライセンスを取得するのが一般的です。医者と一緒です。それで医者と同じぐらい難関大学です。 偏差値65です。英会話必須です。航空大学校です。 だから給料も医者なみです。さらに身体的な条件もあります。視力とか。医者より難しいかも。プロ野球選手並です。

もっと高度な仕事がしたいから転職したい

でもパイロットの話はどうでもいいです。だって違いますよね。『高度な仕事』って『物理的な高さ』じゃありませんよね。『下っ端は嫌だ』ってことですよね。

『飛行機の組み立てより、飛行機の設計がしたい』という話ですよね。難易度の高い仕事がしたいという話です。いわゆる『スキルアップ』です。

企業側からすると、まず入社して最初の仕事を覚えたら、しばらくはそれをずっとやってて欲しいです。せっかく仕事を覚えてガンガン稼いでくれるようになったので。 せめて元は取ってもらわないと。10年ぐらいはそのままの君でいて欲しい。ですが、やる気のある社員は違います。一つ覚えたらすぐ次がやりたいです。

『そろそろ高度な仕事をさせてくれ』『まぁまぁしばらく待ちなさい。君にはまだ早い。』 何年かかるか分からないところを転職なら一発です。この転職ならやる価値はあるかと思われます。

もちろん高度な仕事のほうが稼ぎも多いので、社員には全員いつか高度な仕事もやってもらいますが、次の教育でまた稼ぎの無い時期が来ますので、どんどん先へ先へ行かれても困ります。利益が出ません。赤字です。

企業も社員に高度な仕事はさせたいのですけど、チャレンジはさせたくないです。出来るようになったらさせたい。教えなくても10年ぐらいしたら勝手に出来るようにならんかなと。

本当に高度な仕事が出来る人材なら欲しい

この『もっと高度な仕事がしたいから転職したい』という人は、はっきり言って需要があります。求人出てます。企業もあなたを求めています。 もしも本当に高度な仕事が出来るのなら。『やったことないけどやりたい人』となると一気にドン引きです。

やっぱ社員みんな高度な仕事が出来るに越したことないじゃないですか。実際に高度な仕事をさせるかどうかは分かりませんが、高度な仕事が出来る優秀な人は欲しいです。 だって高度な仕事のやり方を教える必要ないからね。高度な仕事が出来る社員はたくさん欲しけどチャレンジはさせたくない。出来るようになったらさせたい。どこの企業も同じ気持ちです。

他所の会社で高度な仕事が出来るように成長したころに弊社に転職してくるなんて。こんなありがたいことはない。 だから『高度な仕事の経験はあるけど、今の会社に高度な仕事があまりなくて出来ない』こういう人なら楽に転職できます。

『やったことないけどやりたい人も一人ぐらい雇ってもいいかな?』という時期の会社も探せばあります。 てか探せばきっとあります。世の中の企業の多さをなめてはいけません。時間かけて探しましょう。

高度な仕事がしたい人の転職理由を面接で聞かれたら

まず、『やったことないけどやりたい』というのは危険です。『出来る』と言い切らないと。ただの転職になっちゃいます。高度な仕事は任せてもらえません。 やはり『業務経験』がないと厳しいです。もしくは『高度な資格』です。

『水準には達しているけど高度な仕事が弊社にない』と言ったほうがいいですね。水準に達していなくても。嘘でも言ったほうがいいです。 それが言えたらあとは御社の仕事の高度っぷりを褒めればいいかと。それで転職理由になります。 ちなみに『やったことあるけど失敗して降ろされた。』という事実は隠しましょう。

業務経験が少しもかすってない人は厳しいです。やっぱ高度な仕事は簡単に誰でも任せられません。 現在副店長の方が『店長候補募集』に応募するとかじゃないと。もうちょっと自社で頑張りましょう。違う会社にただ転職するだけになっちゃいますよ。




おさらい

  • パイロットは医者より難しいかも。
  • そのままの君でいて欲しい。
  • 世の中の企業の多さをなめてはいけない。
  • 失敗した事実は隠す。