地元に帰りたいから転職したい - 就活オバケの就職活動攻略メモ

地元に帰りたいから転職したい

アルマダ海戦

では無敵艦隊の話は一旦置いておいて、次の転職理由『地元に帰りたいから転職したい』を考えましょう。 と言いたい所ですが、無敵艦隊の話なんていつしましたっけ? 転職理由の話をしていたはずなのに。いったいどこから『無敵艦隊』が出てきたのか。

答えは『スペイン』です。1588年にスペインから出てきました。イギリスに侵攻するために編成した130隻の大艦隊です。いわゆる『アルマダ海戦』というやつです。

それで結局敗戦しました。無敵ではありませんでした。しかも後から付けられた名前なんですよ。負けた後に『無敵艦隊』になりました。 それはなぜか。ズバリ『皮肉』です。『あれが負けるとは思わんかった』と思って後から皮肉で無敵艦隊と呼ぶようになりました。

地元に帰りたいから転職したい

では無敵艦隊の話は一旦置いておいて、次の転職理由『地元に帰りたいから転職したい』を考えましょう。 我々が侵攻するのは地方です。イギリスではありません。戦艦も必要ナッシン。陸路と空路で地方に侵攻です。

いわゆる『Uターン・Iターン転職』のことです。地元に帰るのがUターンで、縁もゆかりもない田舎にただ行くのがIターンです。 でも多少は縁はあるかもしれない。友達が住んでるとか。出張で何回も行ったことがあるとか。縁がないのに住みたいとは思わないでしょう。

40歳ぐらいになると『そろそろ田舎でぬるく過ごしたいな』と思う人も多いでしょう。親もそろそろヨボヨボです。 都会で貯めた貯金で田舎に家を立てることも出来ます。都会だと分譲マンションで終わってしまうかもしれない。庭にたまねぎを植えることも出来ない。

でも一番いいのは地方に単身赴任らしいです。都会の給料をもらいつつ、会社の金でアパートを借りる。金銭面で言えばね。

田舎のほうが仕事も給料も少ない

それで田舎の企業を探すわけですが、求人はハッキリ言って多くはないです。都会に比べると少ないです。なかなか決まらないと思われます。先に退社するのは危険です。 働きながら地道に探しましょう。都会の有名企業に勤めている実績があるのなら、求人さえ出たら受かります。

給料は安くなりますね。でもその分生活費も安くなって相殺です。それなりの田舎なら家賃3万5千円で築3年の2DKに住めます。 東京で家賃3万5千円だったら風呂なし共同トイレです。築15年の1Kが5万からですかね。都心の会社に一時間で通える場所を想定してます。

でも交際費が変わらないんですよ。最初の罠です。遊ぶお金は変わらない。映画代は同じです。むしろ都会はダフ屋がいます。 コンビニのポテトチップスの値段も変わりません。自販機の値段も変わりません。本もCDも値段は変わりません。産地の食材が安いかも。サザエが都会の半分の値段とか。

そんなあなたに朗報です。田舎からちょっと遠い都会に行くのも手です。地元は佐賀だけど博多にUターンとか。地元は徳島だけど大阪にUターンとかね。 田舎過ぎても休日が退屈だし。親の相手なんて月一ぐらい出来れば十分です。

地元に帰りたい人の転職理由を面接で聞かれたら

まず、『田舎でぬるく過ごしたい』というのはNGです。『親の介護』も危険です。たまに介護で会社を休みそうじゃないですか。入社して速攻で忌引きになるかも。 『親はピンピンしてる』と言ったほうがいいですね。ピンピンしていなくても。嘘でも言ったほうがいいです。

王道を言うと『地元の活性化』です。これが無難です。『生まれ育った地元を元気にしたいと前から思っていました。』みたいな。 『田舎でも都会のようにバリバリ働きます』感は出す方向です。『こいつリタイヤしに来たな・・・』と思われないように。

あとは実績をアピールすれば難なく内定です。自己アピールの方が大事です。都会人の能力を見せ付けてやりましょう。 『都会ではこれくらい厳しいのが常識だったけど、御社はどうですか?』みたい質問しちゃいなよ。




おさらい

  • 皮肉で無敵艦隊と呼ぶようになった。
  • 都会で貯めた貯金で田舎に家を立てることも出来きる。
  • 田舎でもコンビニのポテトチップスの値段は変わらない。
  • 田舎でも都会のようにバリバリ働く。