転職の職務経歴書
言い切っているかに注目する
前回、転職の企業探しの話をしましたような、してないような。隠してもしかたない。結局そんな話はしてません。 なぜなら転職と就職の企業探しはあまり変わらないから。強いて言うなら転職エージェントが便利と言う話でした。代わりに『転職支援は金になる話』をしました。
もう一つ言うとしたら、『転職したい』という人なら『求人情報と実際の企業にギャップがある』ことが分かっていると思います。 誰も最初から転職するつもりで就職はしていないはずですが、『就職したら思っていたのと違う』と思って転職するはずです。その辺り注意です。
例えば『弊社規定で昇給あり』とかね。これは『昇給しません』という意味でしたよね。『年一回、昇給あり』と言い切っているかに注目しましょう。
転職の職務経歴書
でも昇給の話はどうでもいいです。今回は『転職の職務経歴書』の話です。新卒の就職活動には職務経歴書はなかったはずです。これは話がいがあります。
書類選考の突破率に響きます。手抜きしてはいけません。中途採用は『即戦力かどうか』で9割審査します。しっかり業績をアピールしましょう。
業務を詳しく書く
基本は『株式会社○○ 営業部 2課 3年勤務』等が職務経歴ですが、もうちょっと詳しく書いた方がいいですね。 『何の会社で、どこのくらいの規模で、どういう仕事の、何人チームで、どこを担当したか。』 表を書いて終わりじゃなくて詳細説明の文章があったほうがいいです。 『営業部 2課』と言われても何が出来るかさっぱり分かりません。
『リーダーをやった』とか『売り上げトップになった』とか『新しい試みを提案して実践した』とか細かい業績があるならガンガン書きましょう。 『営業部 2課』と言われても何が出来るかさっぱり分かりません。
ただし、書いたこと全部また面接で質問されます。『売り上げトップはなぜ続かなかったのですか?』 と聞かれます。 触れて欲しくないものは書かないのも手です。こういうのは基本的に聞かれたくところばっかり聞かれます。なぜなら聞かれたくところを聞くのが面白いから。
でも大きな業績がなければ数で勝負するしかない。『マネージャーに就任』とかあればいいのですけど。 それだけ書けば一発でマネージャー候補です。是非会ってお話したい。5人チームのリーダー程度だったらゴロゴロいます。
職務経歴書は自作する
職務経歴書はPCで自作がいいです。それだけでアピールになります。ExcelやWordで作って印刷しましょう。『PCで資料が作れること』のアピールになります。 書店で買って来たものを手書きしていたら現代人っぽくないです。
ネットでフォーマットがダウンロードできます。それを多少改良したほうがいいです。空白が目立たないようにあまり書くことがない項目はスペースを削ったほうがいいです。 画像を貼って楽しくしてもいいです。見出しを飾り文字でかっこよくしてもいいです。でもふざけすぎないように。丸とか四角とかでシンプルに。
『すでにあるフォーマットに手を加えてもっと便利にしよう』という人材は企業も欲しがります。それが余計な事じゃなければ。時間がかかり過ぎていなければ。 まぁ時間はバレないので時間はかけましょう。綺麗な資料が作れる人は重宝します。センスがいいところを見せましょう。
だからまとめると、『履歴書は手書き、職務経歴書は自作』が現代人のフォーマットではないでしょうか。履歴書で人柄をアピールして職務経歴書で技術をアピールです。 企業によっては『PCで印刷は手抜きに見える』と思われる危険があるので、両パターン見せる作戦がいいと思います。
おさらい
- 誰も最初から転職するつもりで就職はしていない。
- 聞かれたくところばっかり聞かれる。
- 書店で買って来たものを手書きしていたら現代人っぽくない。
- 時間かけてもバレない。
- 前回・転職の企業探し
- ここ・転職の職務経歴書
- 次回・職歴がない