転職の志望動機 - 就活オバケの就職活動攻略メモ

転職の志望動機

ほうれんそうが会社を強くする

前回、職歴が無い人の職務経歴書の話をしました。ズバリ、書かなくてもいいです。でも確認はしましょう。勝手に決め付けちゃダメです。 そういう確認をちゃんとする人は仕事が出来る人間です。必要なさそうなことを進言できる人材は重宝されます。でも独断でやるといらない子です。

俗にいう『ほうれんそう』です。『報告・連絡・相談』のことです。『ほうれんそうが会社を強くする』らしいです。80年代にベストセラーにもなったビジネス本のタイトルです。 『ほうれんそう』やってない人多いです。私もあまりやらないです。なんでだろう。上司が嫌いだからだと思う。

だから私の主張は『ほうれんそうを徹底させたいなら上司は嫌われてはいけない。』これです。だってさ、『ほうれんそうを徹底しなさい』というのは上司の命令じゃないの。 人に指示するだけで自分は何もしないってよくないよね。『ほうれんそうを徹底しなさい。俺もみんなに優しくするから。細かいことで怒らないから。』って言わないと。

転職の志望動機

でもほうれんそうはどうでもいいです。それが仕事でお金をもらっているので文句言わずにやるべきです。労働に対する報酬です。やりたくないこともやらないと。

それがエスカレートして我慢できずに転職するわけです。今回は『転職の志望動機』の話です。『ほうれんそうが苦手だから転職したい』というやつです。

それで志望動機を考えるわけですが、もう真相をズバリ言います『転職理由と同じ』です。2つ考える必要は無いかと。

転職理由と志望動機は同じ

だから『前の会社を辞めた理由』と『御社の志望動機』を考えて、どっちか聞かれたら両方言えばいいです。 転職理由を聞かれて志望動機まで言ったのに、続けて志望動機を聞いてくるようなら、面接官が悪いです。会話になっていません。きっとその人は仕事できない子ちゃんです。

そういうところは指摘してもいいです。もうあなたは新卒ではない。社会に出てビジネスマンの会話が出来る人だ。 面接官の言うことを鵜呑みにする必要は無いし、面接官が全員素晴らしい人間ではないことも分かっているはずです。

入社して面接官をやっている同僚と何人か会話をすれば気づくはずです。普通に会話が成り立たない人も面接官をやっています。 もう恐れる必要はない。新卒のときは面接官というだけで恐れていましたが、今のあなたには面接官の底が分かっているはずです。おかしいところはズバズバ言いましょう。

でも怒らせないように。言葉を選びましょう。仲が良い先輩に言葉を選んで進言するじゃないですか。 仲が良い先輩の言うことを鵜呑みにしないじゃないですか。『もうこの先輩は抜いたな』と思う先輩がいるじゃないですか。それをやればいいです。おかしなことを言う面接官がいたらね。

入社してやりたいこと

そしてやっぱり志望動機はそんなに重要じゃありません。さらに言うと同じ業種に転職なら聞かれないかもしれません。だってその志望動機ですでに入社しているから。 ちなみに私は聞かれていません。同じ業種に転職しましたが転職理由も志望動機も一回も聞かれたことがありません。 でも絶対聞かれないことはないので考えておきましょう。

それより『入社後にやりたいこと』です。これは絶対聞かれます。 『どこの部署に配属するか』を聞いています。会社説明で事業部の説明を聞いたら『この部署に行きたい』って言いましょう。まぁ、業務内容はもう少し詳しく言いましょう。

例えばSEで言うと『経理のシステムを.NETで作った実績があるので、経理のシステムがあればやりたいです。簿記2級も持っているので要件定義から出来ます。』みたいな。 さらに将来の展望もプラスです。『データベース技術者の資格を狙っていまして、将来は客先より技術者としてデータベースのスペシャリストで活躍したいです。』みたいな。




おさらい

  • ほうれんそうを徹底させたいなら上司は嫌われてはいけない。
  • もうあなたは新卒ではない。
  • 普通に会話が成り立たない人も面接官をやっている。
  • 私は転職理由も志望動機も聞かれたことがない。