いつから勤務可能ですか

前回、転職の自己アピールの話をしました。ズバリ、『仕事は何が出来るか』を言うだけです。すでに職務経歴書に自己アピールを書いているはずなのでそれを言うだけです。あと、学生時代のことは忘れてください。過ぎたことです。学生時代のことは『出来そうなことアピール』です。もう必要ありません。

と言って終われたらどれだけ楽か。だって学生時代のことは簡単に忘れられないからね。特に嫌なことはずっと覚えているものです。私もたまに思い出して『あー！』って言います。例えば・・・を書きたいところですが、ここに書くとまた思い出しちゃう。早く忘れたいのでここにトリガーを残すわけにはいかない。

なのでこの話は終わりです。同時に転職対策の話も終わりです。

と思ったけどもうちょっと書きます。『終わります』と言うためだけに一ページ使ったりなんかしません。話があるから記事を作っています。

それで、今回は『いつから勤務可能ですか？』の話です。新卒は春からだと分かっていますが、中途採用はいつか分かりません。絶対聞かれるのでいつから勤務可能か考えておきましょう。

考えておけと言われても、まぁ分からないですよね。『今日辞めます』と会社に言っても即日は無理です。『来月の６日から勤務可能です』のように具体的には絶対言えません。引継ぎをしないと残されたチームが納期に間に合いません。それは面接官も分かっています。とりあえず予想を言えばいいです。

責任のあるポジションに着いていなければ一ヶ月で十分引継ぎ可能です。ここは多少話を盛って『私も簡単に抜けることが出来ないポジションにいますので、退職届を出して一ヶ月後です。』と言いましょう。簡単に辞められると、まるで役に立っていない人みたいです。

リーダーやマネージャーの人はプロジェクトの区切りを言えばいいです。『今のプロジェクトは２ヶ月後に納期があるので、マネージャーの私が抜けるのは難しいです。なので２ヶ月後になら可能です。』と言いましょう。

ぼかさずに言い切ったほうがいいと思います。自信なく言うとスケジュールが分かっていない人に見えます。伸びたときは『不慮の事故で伸びた』と言えばいいです。退職届まで出した後に、スケジュールが伸びたからといって採用取り消しなんかされません。

法律では『退職届を出して２週間』で辞められるようになっています。それ以上残るのは善意です。プロジェクトが延期して善意を裏切るような会社なら、仕事が残っていても辞めていいです。

ところで『すぐ働けます』と言ったほうが評価が高いのか。気になるところです。それはズバリ、『場合による』です。『急募』だったらすぐ働けるほうを採用したいです。能力が均衡している２人がいれば。

失業中の人だったらすぐ働けるほうを採用したいです。やる気がある人に見えます。失業中で暇なはずなのに『一ヵ月後に勤務可能』って『最後に遊ぼう』と思っていそうです。本当に働きたいのですか？

それ以外は評価にあんまり関係ないです。『重宝されているので簡単に抜けられないポジションにいるアピール』をするほうがいいかと思われます。ただし、長くても３ヶ月ぐらいです。半年もプロジェクトが続くようだったら、もう一ヵ月後に辞めてもいいです。企業もそんなに待てません。別の人が探せます。

これで転職対策の話は終わりです。ひとまず安心です。まぁ、出来ることを言うだけです。新卒のように大きく膨らませる必要はありません。基本的に新卒より中途採用の方が簡単です。難関企業以外は。難関企業は新卒でいけなかったらもう無理です。

おさらい