転職の自己アピール - 就活オバケの就職活動攻略メモ

転職の自己アピール

知らない祭り

前回、転職の志望動機の話をしました。ズバリ、転職理由と一緒です。前のカテゴリで10ページぐらい書いているのでそっちを読んでください。 それより『入社後にやりたいこと』のほうが大事です。同じ業種ならやっていたことを言うだけです。キャリアチェンジの人は知りません。

と言って終われたらどれだけ楽か。『知らない』で終わらせるわけにはいかない。どうしてもごまかせないタイプです。でも知らないことはどうしょうもない。 こうなったらアレだ。祭りだ。今日はお祭りの日にしよう。その名も『知らない祭り』だ。『今日お祭りらしいよ』『マジ?どこで?』『知らなーい』みたいな祭り。

『花火見る場所確保しとこうぜ』『マジ?どこで?』『知らなーい』みたいな祭り。 『30分ぐらい前に確保すればいいか』『そうだね。花火何時から?』『知らなーい』みたいな祭り。 『そもそも花火あるの?』『知らなーい』みたいな祭り。

転職の自己アピール

でも知らない祭りのことはどうでもいいです。今回は『転職の自己アピール』の話です。ちゃんと祭り開催をアピールしないから誰も知らない祭りになるのです。自己アピールは大事です。

散々言っていますが、ビジネスで一番大事なことは宣伝です。良い商品を作っても誰も知らないなら売れません。自分が即戦力なことを面接官に教えてあげないと採用されません。

コレもうちょっと例を出したい。ビジネスの話はなるだけいろんな人にしておきたい。なぜなら『儲かってない会社がブラック企業になる』から。 ブラック企業を減らせれば転職成功率も上がります。だからいろんな企業に儲かって欲しい。なので転職支援の一環でもう一つ例を出します。こういう解決方法もあるのです。

面白い商品を作っても無駄

じゃあ、例えばWEBサイトの話です。面白い自信があるサイトを作ったとしましょう。 『体験談を元に情報の正確さに自信がある。言いまわしも気をつけて読みやすくなっている。図説も入れて分かりやすい。質問されたらすぐに解答するつもりでいる。』 ここまで凝っているサイトはなかなか無いとしましょう。

ですがWEBサイトでアクセスを増やすために一番重要なのは『検索されるかどうか』です。面白ければ口コミで広がりそうですが、実は口コミで広がるためにもそこそこのアクセスが必要です。 一日100人程度じゃ口コミもされません。なぜなら一人二人に勧められても信用出来ないから。大人数に勧められて初めて話題になります。

そして一日100人程度しか来てないサイトは、自動で検索サイトに『面白くないサイト』と認識されます。なぜなら一日100人程度しか来ていないから。 ロボットが自動で判定するので中身は関係ありません。『面白くないからアクセスが少ないサイトだ』と判断します。一向に検索順位は上がりません。

なので面白いサイトを作っても無駄です。それより宣伝しましょう。 twitterのアカウントを100個作って自演しましょう。yahooのアカウントを100個作って知恵袋で自演しましょう。

これがいわゆる『ステルスマーケティング』です。通称ステマ。『宣伝と気づかれないように宣伝すること』 これがステマです。 犯罪ではありません。詐欺で被害が出れば詐欺として犯罪になるぐらいです。面白いサイトの自信があれば詐欺ではありません。でもステマは基本的に嫌われます。バレないようにしましょう。

学生っぽい自己アピールは避ける

でもステマの話より今は自己アピールです。忘れるところでした。というか忘れたかった。自己アピールについていまさら何を書けというのか。突然の無理難題。 ですが思い出した以上書かねばならない。どうしてもごまかせないタイプです。自己アピールの話を書きます。

転職の自己アピールの一番のポイントは『学生っぽくならない』ことです。『高校で空手部主将』なんてもう言わなくてもいいです。『大学生で塾講師』も言わなくていいです。 必要なのは社会人になって身についた実績です。もう将来性を語る必要は無い。

今も空手をやっているなら言ってもいいかもしれない。でも空手が仕事で役に立たないからね。時間が余ったら言えばいいんじゃないでしょうか。 実績を全部言い終えて『最後に自己アピールはありますか?』とまだ食いつかれるようなら言ってみてはどうでしょう。でも重要なことをもう一度言うほうがいいかも。




おさらい

  • 祭り開催をアピールしないから誰も知らない祭りになる。
  • ブラック企業を減らせれば転職成功率も上がる。
  • 大人数に勧められて初めて話題になる。
  • ステマは基本的に嫌われる。