大手社員は転職に有利 - 就活オバケの就職活動攻略メモ

大手社員は転職に有利

転職率は高い

前回、大手社員は偉いという話をしました。下請けに威張れます。大きなメリットです。みんな威張りたいはずです。 そしてもう一つ大きなメリットがあるので、今度はその話をします。その前提で『転職率の多さ』について言っておきます。

最初に入社した企業で一生定年まで勤める人は多くないです。統計がインターネットで見つかりませんでしたので詳しくは分かりませんが、私のデータだと転職率が3割ぐらいあります。私の知り合いの統計です。 公務員などの資格が必要な仕事なら転職は少ないでしょうから、サラリーマンはもっと多いかもしれません。というか離職率は10%でした。全然違った。

就職前に転職も視野に入れておく

これだけ転職が多いなら、入社前から転職も考慮しておくべきです。どんな仕事でも絶対につまんないです。絶対に思っていたものと違います。

大学4年から就職活動を始めればそんなもんです。失敗して当然です。ただし、転職先もまた思っていたものと違って面白くないんですけど。

でも『大学4年から期限付きで急いで企業を探す』のと、『入社後にゆっくり転職先を探す』のなら大分違うはずです。 一旦生きるためにしかたなく就職して、それから5年10年かけて本当にやりたい仕事を探す手もあります。

大手に入社すると転職に有利

有名大学を出たことと同じぐらい、有名企業に勤めていることは、転職で有利になります。具体的に言うと『書類選考まで有利』です。面接では関係ないです。 書類選考に通らないと始まらないので、結構有利です。3倍ぐらい違うと思います。何の数字か分かりませんが。

やっぱり面接でもちょっとだけ有利です。面接官の態度がちょっと違います。無名な企業だと『○○商事・・・という企業があるんですか・・・ハァ』ちょっと面接官に馬鹿にされます。 下の人間だと決め付けられて話が始まります。精神的に辛くなるかもしれません。カチンときます。

ブラック入社で底辺スタート

要は『エスカレーターが続いている』のです。良い高校を出ると、良い大学に入れて、良い企業に入社できる可能性が高くなるじゃないですか。 それは就職しても終わりじゃないのです。まだ転職する可能性が現実的な数字で残っているのです。

『私の年収安すぎっ!?』ってあるじゃないですか。あれは過大広告です。転職して適正年収になる可能性は少ないです。 転職先の年収は『前職の年収』を必ず考慮されます。ちょっとプラスされるだけです。 『安すぎ』の人は『少し安すぎ』になります。『普通』にはまずなりません。可能性はありますけどレアケースです。

一度給料が安い企業に入ってしまうと、もう挽回は相当厳しいです。工業高校から東大に行く厳しさです。東大は進学校にいかないと厳しいです。 最初はなるだけ大きい会社に入ったほうがいいかと思います。有名な大学を出ていなくても、上場企業に専門学校卒って結構います。臆せずにみなさん大手を狙うだけ狙っていきましょう。




おさらい

  • 最初の企業に一生勤める人は少ない。
  • 一旦生きるためにしかたなく就職する。
  • 無名大学、企業出身は面接官に馬鹿にされる。
  • 転職時に前職の年収は必ず考慮される。
  • 上場企業に専門卒もいる。