転職エージェントは相談のみでもOKなのか？ - 就活オバケの就職活動攻略メモ

一人で１００人ぐらい担当している

前回、転職エージェントは高望みし過ぎの人を説得するという話をしました。そんな人いつ転職できるか分かりません。 無理とは言いきれませんが、客としての期待値は相当低いです。出来れば説得して無難な企業に押し込みたい。

と、思うじゃないですか。ところがどっこい。実はエージェント一人で転職者を１００人ぐらい担当しています。まぁ１００人は多いかも。でも１０人どころではないです。 実は結構手当たり次第相手をしています。その内何人かは諦めています。

高望みでもダメもとの諦めた状態で暇なら相手をされないこともありません。メールの返信が遅くなったりしたら諦められているかもしれません。そろそろ次のエージェントを探しましょう。

転職エージェントは相談のみでもOK

そんなすぐ諦めるエージェントが『相談のみの人』をまともに相手するのだろうか。今回はそんな話です。だって『相談のみでもOK』ってエージェントが言ってるからね。本当に相談のみでいいのでしょうか。

その答えはズバリ『ダメ』です。OKかNGかで言うとNGです。『相談のみOK』とエージェントが言っているのに、本当は『相談のみはNG』です。

そんなことがまかり通るのか。不思議なことが起こっています。納得出来ない人もいるでしょう。 ですが騒ぐのは待ってください。簡単な言葉のトリックです。嘘はついていません。

相談のみでも登録OK

『相談のみでもOK』ではなくて『相談のみでも登録OK』が真相です。わざと単語を省きました。これで納得でしょう。 相談のみでも『登録するだけならOK』なのです。そして登録したら転職の説得です。説得できずに『相談のみ』で利用しようとする人がいたら登録解除です。

『相談のみのご利用ですか？』などとは聞かれません。登録した人には有無を言わさず求人の紹介を始めます。転職すること前提で話が進みます。 最初の面談でこちらの希望を聞く前に１０社ぐらい紹介されます。『他に希望はありますか？』とどんどん質問してきます。

『転職する意思がない人は退会してもらいます。』『半年で決まらない場合は退会してもらいます。』と釘を刺してきます。あせらせようとします。 気づいたら転職する気になってしまいます。気をつけましょう。

相談のみでも利用したい

結局、転職エージェントは相談のみでは利用できません。ですが私はここで終わる人間ではない。なんとかしましょう。 作戦は『転職する意思はあると騙しつつ短期決戦』です。

まず相談の内容はまとめておきましょう。最初の面談で可能な限り一気に相談です。『今の職場が○○で・・・』不満を全部ぶつけましょう。最初の面談が勝負です。 そしてエージェントはすぐに求人を勧めてきますので上手く断らねばなりません。『転職する意思はありますが、企業をじっくり探したい』と言いましょう。

『相談のみで来ました』と言ってしまうとそこで試合終了です。真実は隠しておきましょう。心の宝石箱に。 そしてそのうち『転職する意思がない』ことがバレます。それまでにメールや電話で出来るだけ相談しましょう。短期決戦です。

『あなたはまだ転職すべきではない』と言ってくれるエージェントも中にはいます。その企業は覚えておきましょう。良いエージェントです。なかなかいません。 その気になったらそこに再登録です。友達にも勧めましょう。