就職活動を早くはじめる理由
就職活動を早く始めたほうがいい理由
前回、就職活動を始める時期は早いに越したことはないという話をしました。でも『早いに越したことは無い』と言われても、『はいそうですか』とはならないのが現実です。 ちゃんと理由を説明しないといけません。前回なんか急にタイムマシンの話が勝手に始まってタイミングを逃しました。
『理由がないと納得できない。』世の中の大半の人間は他人の意見は否定から入ります。人から意見をもらうとまずやることは穴探しです。 しょうがないです。生物学的に人間の脳みそがそう出来ています。俗に言う『プライド』というやつです。常に相手に勝ちたいと思っています。
みんな自分のほうが賢いと思ってます。自分で自分のことを馬鹿という人もいますが、9割がた謙遜です。 卑怯なだけです。自分を下げておいてから、人の揚げ足をとると爽快です。俗に言う『ジェットコースターの原理』です。
ジェットコースターの原理
ジェットコースターにはモーター等の動力装置はついていません。高いところまで引っ張り上げた後、位置エネルギーを運動エネルギーに転換して加速しています。
でも最近はモーター付きもあります。急な加速による意外性の演出が最近のジェットコースターの売りです。
人の意見は尊重する
でもジェットコースターはどうでもいい。ここで言いたいのはそんなことではありません。ここで言いたいのは『人の意見を尊重したほうがいい』ということです。 違います。本当は『就職活動を早く始めたほうがいい理由』を言いたかったのですが、またタイミングを逃しました。
人の意見を尊重することは、実は面接の基本です。面接官と意見が対立すると落とされます。悔しがられます。 面接官から指摘されたときに『なるほど』と言わないと、『人の意見を聞かない頑固者』にされます。
それは面接官が悔しかったからです。採点で仕返しです。『いや、そうは言いますけど』と反論すると落ちます。まぁ、それ一つで致命傷ということはないですが、マイナスポイントです。
悔しがられると悪いほうに評価されます。本来物事には良いところと悪いところの二面性があるのですが、悔しがられると悪いほうに評価されます。 しょうがないです。生物学的に人間の脳みそがそう出来ています。俗に言う『プライド』というやつです。『完璧に正論で言い負かせば面接官も納得する』と思ったら大間違いです。
自分の意見を否定する
そして『自分の意見を否定』してください。俗に言う『懐疑的解決法』です。デカルト哲学の根底をなす方法です。 『自分が思いついたことは全て間違っている』と仮定して、疑いきれなくなったものを正しいと判断して解決していく方法です。
これが真の賢い人です。面接対策に限った話ではありません。自分の意見を否定して、人の意見は尊重してください。 なかなか出来ない方法です。私には無理です。プライドが邪魔します。他人に差をつけるチャンスです。 『自分は賢い』と思っているプライドの高い人ほど実行してください。
おさらい
- 世の中の大半の人間は他人の意見は否定から入る。
- ジェットコースターは位置エネルギーを運動エネルギーに転換して加速する。
- 面接官と意見が対立すると落とされる。
- 懐疑的解決法。
- 前回・はじめる時期
- ここ・早くはじめる理由
- 次回・本当に早いほうがいいのか