気づいたら職種の選択肢が無い - 就活オバケの就職活動攻略メモ

気づいたら職種の選択肢が無い

なりたい仕事を考える

前回、就職活動を始める時期は早いに越したことは無い理由を説明する、と言って説明しませんでした。それを今回説明します。まぁ、順を追って説明します。 まず、大学4年生辺りになるとそろそろ就職活動をしないといけないじゃないですか。どんな仕事がいいかしら。やっぱり一番はお金です。好きなことが出来る要素で一番強いのはお金です。

『それじゃー・・・よしっ!医者になろう。年収2000万だ。やりがいもある。命を救う仕事です。』 若い看護師さんに囲まれるのも魅力です。白衣の天使です。看護師さんはみんな『医者と結婚』を狙って看護師になっています。好みの異性に声をかければ大体落ちます。 医者になるだけで欲しいものが全て手に入ります。

でも『医者は仕事がきつい』って聞きますね。連日徹夜はあたりまえです。緊急手術を断るわけにはいきません。人の命がかかっているのです。

医者にはなれない

医師になると新人なんてほぼ病院に張り付いていないといけません。お金があっても使う暇がありません。

ポルシェを買ってもコンビニを往復するだけです。毎月海外に行けるお金はありますが、長期休暇はとれません。 医者が一番身体を壊す仕事です。医者の不養生は理にかなった現象です。

だから医者を目指すのは待ってください。という話ではなくて、そもそも大学4年生から急に医者を目指すのは無理です。『忙しいからやめろ』といってるわけじゃありません。勘違いしないでよねっ。 『資格がない』から無理なんです。医学部に行っていない時点で資格はもらえません。

ただし、無理は言いすぎでした。大学4年生から医学部に編入するのも不可能ではないです。一旦卒業してまた医学部を受験しても良いです。でも今年中に内定取るのは無理です。

気づいたら選択肢が無い

大学4年生から医者は目指せません。同じ理由で一部の資格や才能を必要とする仕事にはもう就けなくなっています。

『ゲームが好きだから任天堂に就職したい。』それすら無理です。任天堂は書類選考だけで倍率100倍です。すでに本格的な自作ゲームを趣味で作ってるような人じゃないと面接すら出来ません。

オーケストラでバイオリンを弾きたいならバイオリンを3歳から習っていないといけません。ドイツ留学の後にオーケストラに入れてもらえます。

ボクサーになるなら中学時代から喧嘩三昧の日々を送らないといけません。高校を中退後に上京してバイトしながらジムに通ってプロを目指すのです。

ついに早く始めたほうがいい理由

だから就職活動は3歳からはじめてください。年々選択肢が減っていきます。年をとるごとに減っていくのです。 ケーキのロウソクの数だけなれない職業があります。年々ロウソクは増えていくのです。『はい!医者が消えた~』みたいな気持ちで吹き消しましょう。 これが理由です。ついに早く始めたほうがいい理由が言えました。




おさらい

  • 看護師はみんな医者狙い。
  • 医者の不養生は理にかなっている。
  • バイオリンは3歳から習う。
  • ボクサーを目指すならバイトしながらジムに通う。