先生はエリート - 就活オバケの就職活動攻略メモ

先生はエリート

先生はエリート

前回、先生も就職活動をする、就職活動の厳しさを知っている、と言いました。ですがやっぱり嘘です。就職活動はしますが楽勝だと思っています。 倍率5倍の年一回の一発勝負の教員採用試験に受かった人たちです。何十社と落ちた経験をしていません。

先生たちは『一発合格のエリート集団』なので『就職活動なんて楽勝』だと思っているのです。『そんなもんちょっと勉強すれば受かるだろう』と思っています。実際、教員採用試験はちょっと勉強すれば受かりますし。 そこそこの大学受験レベルです。最悪一年浪人して勉強すればそこそこの大学に行った人なら受かります。

公務員の面接は簡単

どっちかというと教員採用試験は『筆記がメインで面接はおまけ』です。まぁ面接対策もしないと落ちますが。 ですが企業ごとに独特の採点基準も無く、よくある過去の対策のみで十分です。難しいのは筆記です。筆記でガツンと落としてきます。

倍率5倍ということは上位20%です。大体偏差値60以上の人が上位15%です。偏差値60弱の大学を出ていればちょっと勉強すれば受かります。50ちょいなら一年浪人で受かります。 もっと下の大学なら頑張ってください。まぁ先生はそういう人たちです。もともと勉強が出来るエリート集団です。企業の面接を受けてもきっと簡単に受かります。

企業は面接が難しい

企業だったら筆記はおまけで面接が本番です。面接で意地悪されて落ちる人がほとんどです。 企業は筆記が悪くても面接で十分取り返せます。中小ならその筆記もないところは多いです。中途なら筆記はほぼないです。あっても面接で上手くしゃべれたら気にされません。

ですが先生はそんなこと知りません。先生はメインが筆記なので『就職活動といえば勉強』なのです。だから進学を勧めるわけです。当然の働きっぷりです。 先生は意外と世間知らずです。人生の相談を本気でしてはいけません。万年ヒラのサラリーマンのお父さんのほうがよっぽどマシです。

だから先生も悪い

先生が世間をもっとよく知っていれば就職活動ももっと楽になるのに。知り合いに先生がいたら教えてあげてください。サラリーマンの就職活動の厳しさを。日本の未来のためです。 失業率が下がります。景気がよくなります。『人が足りないけど求人にロクな人材が来ない』という企業もあるのです。もっとスピーチ能力を上げる教育をして欲しいものです。




おさらい

  • 教員採用試験は筆記が難しい。
  • でも面接も対策しないと落ちるのであまりなめないで。
  • 企業は面接が難しい。
  • でも筆記も少しは対策して。