人類は滅亡しない
人類は滅亡しない
前回、氷河期が来たら人類は絶滅すると言いましたが、嘘です。人類は氷河期が来ても簡単に滅亡なんかしません。生き残る可能性は高いです。 長期間続くと滅亡する危険は高くなりますが。恐竜のようにあっさり絶滅はしません。
理由は2つです。『人間は恒温動物であること。』『人間には知恵があること』です。寒さにもある程度耐えることができます。 人間は既に北極でも生活できるようになっているのです。耐えている間に適応する可能性は十分あります。
人間は恒温動物
恒温動物とは、『周囲の温度に左右されず、自分の体温を一定に保つことができる動物』のことです。夏でも冬でも人間の体温は36度前後です。
なので急激な温度の変化にもある程度耐性があります。爬虫類のようにあっさり死んだりしません。しばらく猶予があります。エネルギーが続く限り体温は保たれます。
ちなみに人間の体温は、どんなに高熱が出ても42度を越えることはありません。42度は限界突破です。普通の人間なら死んでいます。 だから昔のアナログの体温計で計れるのは43度までになってます。水銀の棒が延びていくやつです。それ以上の温度が計れる必要はありません。コンパクトにまとまっています。
無駄なことはしない
アナログ体温計は無駄の無いデザインです。見習いましょう。面接官は基本的に真面目です。気さくな人もいますけど、真面目が多いので多くにあわせるべきです。 無駄な話をすると低評価です。必要なことだけコンパクトに話すべきです。人生は意外と短いのです。ボーっとしてると21世紀が終わってしまいます。無駄なことはなるだけ避けるようにしましょう。
と言いたいところですが、実は『無駄に時間を過ごすこと』にもメリットがあります。特にクリエイターに有利です。発想力が上がります。科学的に検証されています。事実です。ググってください。
何もしないと人間はいろんなことを考え出します。雲が食べ物に見えたりします。 これは何もしなかった人が発見したんです。無駄の無い人生の人には一生雲の中にクロワッサンは見つかりません。
でも就職活動に発想力はいらない
ですが、就職するだけなら発想力なんか必要ありません。発想力が高いことなんて面接官には伝わりません。 『こういうこと考えました』と言っても無駄です。面接官は『こういうことやりました』しか興味が無いです。
発想力が必要なのは一部クリエイターのさらに一部の偉い人だけです。企業は余計なことを考えない人が大量に欲しいです。例えモノを造る企業でも、下っ端に余計な発想をして欲しくありません。 偉い人が考えた発想をそのまま形にしてくれる人が欲しいです。
『発想力を重視してるよ』という企業も探せばありますが、面接官が発想力を判断できないので披露しても無駄です。結局今までやったことしか見ません。今から就職活動をしようという人が、今から発想力を磨いても遅いです。
奇抜な発想は面接時にボロが出る
既に発想力がある人は要注意です。例えば、面接官は意地悪な質問を面接でたくさんしてくるわけですが、発想力が高いと斬新な答えを急にひらめくことがあります。電流がビビッと来ます。
ですが、変わったことを思いついた瞬間なんてまずボロボロです。速攻で口に出すと問題点が盛りだくさんです。 特に奇抜な発想ほど問題点がひどいです。当然現実的に突っ込まれて玉砕です。ビビッときて切り抜けられるのは漫画だけです。
発想力がない人なら、当たり前の誰でも知ってる無難な理論を展開して、『なるほど。論理的で分かりやすいねっ!』と切り抜けますが、中途半端に発想力があると、今から理論を組み立てても、とても論証できないことを思いつきます。 しゃべりながら途中で『ん~そうじゃないんだよなぁ・・・』となります。
もっと時間があれば形になるのに。浅はかで理論が崩壊してる人と判断される恐れがあります。発想力が高いのも危険です。 発想力を身につけるのはほどほどに。無駄の多い人生は発想力が身について危険です。無駄のない人生を送りましょう。
おさらい
- 人間は既に北極で生活できる。
- 人間の体温は42度を越えない。
- 無駄に時間を過ごすと発想力が身につく。
- でも就活に発想力はいらない。
- 前回・人のせいにしない
- ここ・人類は絶滅しない
- 次回・自分のせいにする